N の 祝祭日

映画、読書などのメモ

イップ・マン 完結

2022-10-29 | chinema(アジア系映画)

シネマです。
詠春拳の達人イップ・マン(葉問}の伝記アクションシリーズ第4作、完結編

 

 

★イップ・マン 完結
英題:IP MAN 4
監督:ウィルソン・イップ
出演者:ドニー・イェン、ウー・ユエ、ヴァネス・ウー、チャン・クォックワン、他
音楽:川井憲次
2019/香港、中国
2020日本公開


1964年、イップ・マンは、サンフランシスコで、
弟子であるブルース・リーと再会。
がんと闘いながらも、
異国の地で生きる同胞たちの誇りのため、
中国武術を広めるための最後の戦いを描く。

中国のプロバガンダのような内容もあるが、
高潔なイップ・マンやブルース・リーの
芸術的な武術を楽しむ作品。

イップ・マンの武術の誇りのために戦う精神は
弟子のブルース・リーへ。
その姿をただただ美しく描いている。

 

 

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台北の朝、僕は恋をする

2022-10-28 | chinema(アジア系映画)

 

★台北の朝、僕は恋をする
原題:一頁台北
英題:Au Revoir Taipei
2009/台湾・アメリカ
監督:アービン・チェン
撮影:マイケル・フィモナリ
音楽:シュ・ウェン
キャスト:ジャック・ヤオ、アンバー・クォ、ジョセフ・チャン、クー・ユールン、他

アメリカンナイズされた《台北物語》で、
これまで見てきた台湾映画とは、
少し表現感覚が違うように感じた。
軽やかなポップ感覚で一夜の逃亡劇を追いかける。
それはアニメ世界に通じる突き抜け感であり、爽快感でもある。
しかし多少なりとも《夜の台北》を知っている者には、
不思議なリアル感も感じさせてくれる。

 

この作品の監督アーヴィン・チェンはアメリカ育ちで、
エドワード・ヤン監督に師事しながら、キャリアを積んでいるらしい。
エンディングにおいて、
《エドワード・ヤン監督に捧ぐ》の言葉がある。
これからが注目の監督。

物語の展開は、お世辞にも魅力的とはいえない、
なんでもないお話ではあるが、
フレッシュな俳優陣が、
《台北の魅惑的な世界》
《スリリングな台湾の夜》
を駆け抜けたという感じの好印象作品。 

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台北に舞う雪

2022-10-11 | chinema(アジア系映画)

 

★台北に舞う雪
原題:台北瓢雪/Snowfall in Taipei
監督:フォ・ジェンチィ(霍建起)
キャスト:チェン・ボーリン、トン・ヤオ、トニー・ヤン、他
2009/中・日・香港・台湾


『山の郵便配達』で一躍有名になった
中国のフォ・ジェンチィ(霍建起)監督作品。
心休まる温かい内容の映画だろうとそれなりの期待を持つ。
でも台北に雪なんか舞うはずがなく、
その謎掛け見たいなタイトルも気にかかった。


さて、作品内容はほんとに癒し系。
いわゆる寄せ集め集団ですから、
いいとこ取りの映像イメージ優先型映画になるのはいたしかたない。
イケメンたちと個性的な可愛い女の子とたちの競演となれば、
もうそれだけで十分華やかな作品となる。

 

舞台が、タイトルの「台北市内」ではなく、
平渓線の菁桐というところ。
鄙びた田舎の街の様子ですが日本的情緒が残っている。
この辺り一帯は日本統治時代は金鉱採掘の土地だった。
苔むした屋根や、雨の街はノスタルジーをしっとりと感じさせ、
菁桐の街には、僕は安藤広重の浮世絵のような美しさを感じた。
今度台湾へ行く時はこの「菁桐の街」を訪ねてみよう。

 

天燈に思いを託すラストが印象的で、こういう風習は珍しい。
日本でもあるとは聞いたことはあるが、
元々は中国、福建省辺りの正月行事らしい。
あの諸葛孔明が発明したとも言いつたえられ、
「孔明灯」と言われるとか。
とても幻想的な風景である。
今は観光でやっている。


この映画の終わり方がどうもイマイチで、よくわからなかった。
台北に舞う雪のタネがわかった時、
「えっ、まさか、これが台北の雪???」
と。 

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エグザイル/絆

2022-09-05 | chinema(アジア系映画)

 

★エグザイル/絆
原題:Exiled 放・逐
監督:ジョニー・トー
キャスト:アンソニー・ウォン、フランシス・ン、ニック・チョン、ジョシー・ホー、ロイ・チョン、ラム・シュー、ラム・カー・トン、サイモン・ヤム、他
2006/香港・中国

 

香港ノワールの様式美満載であり、
久しぶりに血が騒いだ。
ハチャメチャな「ピストルごっこ」。


舞台は返還間近のマカオ。
かつて仲間だった5人の男たちは、
今や立場は異なり追う身と追われる身となっていた。
再会は銃撃戦と化し、
そして運命の歯車が動き出す。
物語は二転三転、銃撃戦の繰り返し。
そして思わず喝采を贈りたくなる見事なフィナーレへ!!

時代がどんなに変わろうと、
金よりも名誉よりも、
かけがえのない「絆」を守り抜く男たちを描く、
ジョニー・トー監督の最高傑作との呼び声高い。

 

もどかしいアホさかげんが人間臭く感じた。
銃声がパーンパーンと軽やかに渇いた響き。
その音は時にすがすがしさえ感じた、

 

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九月に降る風

2022-09-01 | chinema(アジア系映画)

9月になるといつも思い出す映画。

 

 

★九月に降る風
原題:九降風
2008/台湾
監督:トム・リン


台湾からの青春映画。
原題は「九降風」。
仲間と一緒に戯れる楽しさ、
ちょっとした背伸びしたい心境、
方向定まらず揺れる自分の心との戦い、
未来への憧れと不安、
異性への憧れ、、、、などなど、
高校生群像が描かれています。

この映画の中の出来事は、
自分の遠い記憶と重なり、
ちょっとセンチメンタルな思い出に浸りました。

 

監督の直球勝負的な素直な描き方が爽やかでした。
物語の時代は1996年の夏。
台湾での野球賭博事件がありましたので、
ちょっと記憶に残っています。


監督トム・リンさんの自伝的要素をたっぷり織り込んで、
甘酸っぱくもキラリと輝く高校生映画でした。
精神の不安定さを優しく見つめたカメラワークが若々しく活動的で、
新鮮な映像を見せていただきました。
まさに「降る風」のような新鮮映像です。
バイクで走るシーンが懐メロ的で沁みました。

九月の頃に台北を訪れたことがあります。
偶然ですが、映画に描かれているような優しい太陽の光を感じました。
ちょっと多めの湿気を含みながらも暖かみのある空気。
呼吸する空気の心地よさを感じました。 

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悲情城市

2022-08-31 | chinema(アジア系映画)

 

★悲情城市
監督:ホウ・シャオシェン
1989/台湾

 


この作品で、初めて、
監督の侯孝賢を知り、
俳優の梁朝偉(トニー・レオン)の姿を目に止めました。

あの
「九份の町」の石の階段がなつかしく蘇った。
今度来たら、
あの山に上ろうと思っていた山が写っていたのには、びっくり。

台湾の歴史を少しでも知っていたら、、、、
と嘆かされた作品です。

 

台湾での第二次大戦後直後の時代がもうひとつ理解できていないので、
ストーリィが正確に掴みきれないのが残念。
丁寧で自然なカメラワークで、
激動の時代に翻弄されながらも必死に生きた人間たちを愛しく表現している。
淡々とした語り口がより切なさを感じさせた。
たまらなく愛しい。


いいものを観た時の幸福感。
私の台湾映画愛のスタートにたつ作品です。 

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パリよ、永遠に

2022-08-27 | chinema(欧米系映画)

 

★パリよ、永遠に
原題:Diplomatie
製作年:2014年
製作国 :フランス・ドイツ合作

巧妙な交渉劇に引き込まれました。
《パリよ、永遠に》という抒情的なタイトルですが
映画の内容は、二人の男のタイトな駆け引きが延々と続きます。

実話であり、交渉の結果はどうなるかはその後の歴史が証明してくれているのですが、
二人の会話劇に緊迫感があります。
原題も日本語に訳すれば、《外交》となるそうです。

外交というのは、
相手の顔を見て、目を見て、相手の想い推し量ること。
自分の要求だけでガチンコ勝負すれば、
決裂するばかりか
未来に禍根を残すだけ。
歴史は語る。

タイトな展開でしたが
充実した作品でした。

 

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ゼロ時間の謎

2022-08-03 | chinema(欧米系映画)

 

★ゼロ時間の謎
監督: パスカル・トマ
2007/フランス

アガサ・クリスティ原作のミステリー。
いつもクラッシックファッションで優雅な人たちが主人公。
見ているこちらも優雅な気分。

犯人は美しい金持ちと決まっているので、
映画の途中で殺人者が解ってしまう。
が事件の解決に向けての謎解きを楽しむ映画。
とわりきればそれなりに愉しい時間。
のんびりと、陳腐な愛憎劇を見つめる。


くつろいだ時間にしてくれる。
これは貴重です。 

 

 

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祇園祭・神輿渡御

2022-07-17 | 散策

勇ましい掛け声を響かせ、四条の御旅所(下京区)まで祇園祭渡御。

 


・写真は団栗橋から四条大橋方面。

 


・四条河原町の賑わいの様子。


かなりの喧騒です。

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マイ・ブルーベリー・ナイツ

2022-07-06 | chinema(欧米系映画)

 

シネマです。
劇場で数回観ているんですが
時々みたくなる。
今回はビデオで。

ノラ・ジョーンズの初々しさ。
不思議な存在感。
ゆっくり流れる彼女の音楽。

 

★マイ・ブルーベリー・ナイツ
監督:ウォン・カーウァイ
出演者:ノラ・ジョーンズ、ジュード・ロウ、デヴィッド・ストラザーン、レイチェル・ワイズ、ナタリー・ポートマン、他
2007/香港・中国・フランス

ウォン・カーウァイの映像をたっぷり楽しむ。
超望遠、あるいはフィールドスコープで撮ったような映像。
心地よい揺らぎ。
夜のレストランのシーンが多いので、
昼光色系の灯りをたっぷり使った濃厚な映像。
逆光をうまく利用した煙草の煙のシルエットは美しい。
脱臭フィルターをかけているので臭わない。
ロードムービィ的な物語展開は時間の動き、
背景の広がりは空間の豊かさを感じさせてくれる。
この映画は時空の浮遊感を味わうもの。
解放的な気分にさせてくれる。


何処か旅の孤独感が漂い、
私はアメリカの画家エドワード・ホッパー思い出す。
好きな世界観です。

 

 

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ショクダイオオコンニャクを観てきました

2022-07-05 | 散策

 

武田薬品工業京都薬用植物園へ行ってきました。
お目当てはショクダイオオコンニャク。
高さ1.5メートル。
存在感ありますね。
世界一高い花ともいわれています。

腐った肉のような臭いがするそうですが、
今日行った時は、まったく臭いなし。

 


写真は部屋の照明で昼光色っぽいですが、
実際は、植物らしくフレッシュです。

若い担当者いわく、
開花初めは相当な臭いでしたが、
今日は殆ど消えました。
とのこと。

かつって、京都植物園でラフレシアを観たことがあります。
その時も驚きました。
そして今回のショクダイオオコンニャク。
驚きはももちろんですが
美しいとも感じました。


南国の植物は生命力が凄い!

 

 

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冷たい雨に撃て、約束の銃弾を

2022-07-01 | chinema(アジア系映画)

 

★冷たい雨に撃て、約束の銃弾を
原題:復仇
監督:ジョニー・トー
キャスト:ジョニー・アリディ、アンソニー・ウォン、ラム・カートン、ラム・シュ
2009/フランス=香港


男たちの熱い友情と壮絶な別れ。
ジョニー・トーの「ノワール・アクション3部作の完結編」。
前作「エグザイル」の熱さに透徹した凄みが加わった強烈な印象.


冷たく透徹した虚無的な作品。
記憶を失っても復讐の思いだけは消えない男。
男たちの銃撃戦はまるで子供の遊びのようだ。
おなじみの殺し屋役アンソニー・ウォン、ラム・カートン、ラム・シュの3人に、フランスからジョニー・アリディが加わり壮絶なガンアクション映像を堪能する。

ほんのひと時ではあるが息する事も忘れる緊迫した世界に浸った。 


Noir(ノワール、ノアール)はフランス語で黒という意味。
フィルム・ノワール (Film noir) とは、
虚無的・悲観的・退廃的な指向性を持つ犯罪映画を指した総称である。

 

 

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天使の涙

2022-06-29 | chinema(アジア系映画)

 

 

香港が揺れる。


★天使の涙
原題:堕落天使
監督:ウォン・カーウァイ
出演:金城武、レオン・ライ、ミシェル・リー、他
1995/香港

 

 

邦題と原題が真逆のすばらしさ。
そんなに期待しないで観たんだけど、うーむ、よかった。

ウォン・カーウァイのカメラアイが魅惑的であり、
香港の街の猥雑さ、無国籍風をワイドレンズでばっちり。
時々、モノクロ映像をはめ込んだり、
お得意の《ゆらぎ》をみせながら、孤独感を漂わせる。
不思議な感覚 。
だが、ちょっと癖になりそうな映像である。

 

 

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恋する惑星

2022-06-28 | chinema(アジア系映画)

 

★恋する惑星
英題:Chungking Express
監督:ウォン・カーウァイ
出演:トニー・レオン、フェイ・ウォン、ブリジット・リン、金城武、他
1994/香港


邦題では、えっとどうもという感覚になるが、
映像を観るなり、
《ワァー、映画だぁー》と思わせる魅惑作品。
ぞくぞくっとする精気、活力が溢れている。
なんといっても 金城武、トニー・レオンの立ち振る舞いが若々しい。
金城武の恐るべきバイリンガル。
彼はデビューのころからちょっとコミカル。
フェイ・ウォンの魅力的な大きな瞳。
トニー・レオンの眼が清らかである。
チェックのシャツが似合う好青年。
出演者たちの眼が未来に向かって輝いている。

 


アメリカへの憧れが描かれ、
《夢のカルフォニア》がポップに響く。
この時代は、北京よりもアメリカやヨーロッパの影響がまだまだ強かったのでしょう。
アメリカへ行くことが夢、
アメリカで上映されることがステイタス。


1994年、香港はまだイギリスの植民地だったころの物語。
中国に返還されない頃の、
魅力たっぷり自由たっぷりの香港の街を堪能する。 

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パリ20区、僕たちのクラス

2022-06-12 | chinema(欧米系映画)

 

★パリ20区、僕たちのクラス
監督:ローラン・カンテ
キャスト:フランソワ・ベゴドー、24人の生徒たち
2008/フランス


子どもたちの表情に焦点を合わせた見応えの一本。


映画の中で描かれていることの多くは、
パリ20区にある中学校での教師と24人の子供たちの国語授業の様子である。ディスカッションとリベート中心の時間が集中的に撮られているが、フランスの教育事情や国情の一端が読み取れ、非情に興味深く観た。教師と生徒との協同作業によって展開される国語授業は驚くほどイマージネーションに富む会話に充ち溢れ、教室の中だけの単なる国語授業であるにもかかわらず、僕の頭は、フランス社会、フランス文化全般へと意識が拡散され、たくましい想像力が要求された。刺激的なゲームみたいなものである。


この作品は第61回カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作品。
映画祭当事者たちにとっても新鮮なリアル感が感じられたのかも。


出演しているのは、いわゆるプロの俳優さんではない。そのせいもあってか余りにも素顔な表情といかにもありそうな現実感にこれは念密に練られたドキュメントかと思った。初めはそんな異質感をもって観ていたが、いつのまにかドラマの中に引き込まれていった。フランスらしい軽妙な言葉のやりとりにハメられたのである。数台のカメラの捉える教室内での子どもたちの表情に躍動感を感じたのである。いろんなカメラ視線を絡ませることによって、ひとつの教室内には多様な価値観が混在することがわかる。そのコンセプトの巧みさと子供たちの演技?にうまく乗せられた。上映中、これはフィクションかドキュメントかということにずっと悩まされ続けた。


日本とフランスの教育システムは違うので、授業の様子や教師の対応についてあれこれ語るには無理がある。しかし、僕は多くの部分で共感できた。自分の言葉で、自分の文章で語ることは教育の基本であり、その過程を通して「個人」が育ち、アイデンティティが形成される。「学びの場」には、とうぜんそれなりの規律と秩序が必要である。学校のことは学校内で解決されるべきだが、学校外のことは、家庭や社会の問題である。そういった基本的な考え方が貫かれていた。生徒にはそれぞれの個別な事情はある。作品はその「個別な事情」に対して、教師たちの悩みも捉えつつ淡々に描かれる。これがフランスの教育現実だということか。いや社会現実だということか。

ラストは、バカンスを前にした、
学年末の教室内の風景で締めくくられたが、「おやっ」と思った。出演者たちの表情は、一仕事終えたような安堵感に満ちたゆったりとしたものだったことである。それまでは緊張した場面の連続だったので、その違いの際立ちに驚いた。バカンス前の表情なのか。いや、どこか撮影終了打ち上げパーティ後の幸せ感に満ちた表情に見えた。アドリブで撮影したような。和らいだくつろいだ子どもたちの表情。

どういう結論で終わるのか気になったが、
ラストは和やかな気分を迎えてホッとした。 

 

 

 

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