映画を観た。
★アンノウン
《ベルリンの街》を見たくて、劇場へ。
冒頭の《雪のベルリン》は最高によかった。
冷たく冷たく雪が舞うベルリン。
たちまち物語に引きこまれた。
移民の問題、環境問題、食料問題、果ては東西冷戦時代の雰囲気まで匂わせ、
さすが《ベルリン》を舞台にしただけのことはある。
元々の邦題は『身元不明』だったそうだが、
原題『Unknown』をカタカナ読みした『アンノウン』とタイトル変更して上映にこぎつけたらしい。
(後になって知ったことだけど)
リーアム・ニーソンは結構なおじさんです。
でも、そんな歳にはみえない。
派手なアクションにはびっくり。
《96時間》 の時も、
派手にカーチェイスはするは、
殴り合いはするはのアクションスター顔負けの渾身の演技だったけど、
今回も相当にエネルギッシュな姿を見せてくれました。
やっぱり動きまわるおじさんはかっこいい!
それでいてかなり渋いときてる。
話の展開にいろんな要素が絡まって、
見ているこちらも《謎解き》を主人公と一緒に展開させてくれるところは、やっぱりたのしいね。
いろいろどんでん返しが用意されていて、飽きることがない。
細々とした状況説明を簡略化し、とにかくテンポよく展開。
僕は普段から「自分喪失感覚の世界」を彷徨っているから、この話、ぐっときた!
ボスニアだったか?やってきた、彼女のデッサンもう少し見たかったような。