A&K の NOTES

あちこちスケッチ行脚 。映画館で映画を見ることが楽しみ。いつか何処かでお会いしましょう。

誰も知らない「名画の見方」

2024-10-28 | 

 

★誰も知らない「名画の見方」

高階秀爾

小学館101ビジュアル新書

 

新書版の読みやすい文章なんで一気読み。

ダビンチについて。

彼は

「無限に変化するものの中にある美」を追い求めたとのこと。

そしてあのぼかし技法ともいわれる

スフマート技法に辿り着いた。

 

以前から、彼の表現技法に謎めいた哲学的なものを感じていたが、

これはとても合理的な思考だと納得した。

知的な画家の当然辿り着くべき表現技法だったのでしょう。

ストー−ん、と腑に落ちた。

 

高階さんの本をいろいろ読みました。

丁寧、簡潔、そして知的な文章が好きでした。

ご冥福をお祈りします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする