無農薬レモンが手に入ったということで
小谷先生のお宅で蒸留会に参加してきました。
通常、レモンなどの柑橘系の精油は
「圧搾法」で抽出されます。グシャッとですね。
しかし、今回は「水蒸気蒸留法」で抽出します!
精油の蒸留器を持っている方は
アロマを学んでいてもなかなかいらっしゃいません。
さすが、小谷先生です!
4個分の刻んだレモンの果皮。約110g。
レモンの芳香成分は「果皮」に含まれます。
柑橘の果皮や花びらなどは「煮出し蒸留」
葉っぱは「蒸気蒸留」が向いているそうです。
ということで、レモンの果皮に精製水を400ml入れて
動画が入れられないのが残念ですが、グツグツ煮えています。
この課程で、レモンの芳香成分が気化されて上に上がってきます。
お家の中が見えてしまうので、蒸留器全体を写せてないのですが
この上に、冷却装置につながるチューブが付いています。
気化した芳香成分がらせんの中をグルグル通って
ガラス管の中の水によって冷やされます。
後ろに見えるたまった水が循環して冷やしています。
冷やされることで、気化していた芳香成分が精油と
水溶性の芳香蒸留水として分離して溜まります。
精油が上に浮いているの分かりますか?
約40分ほど蒸留をして、精油1.5ml
レモンウォーター120ml採れました♪
一般的な圧搾法のレモン精油は、「光毒性※」に注意ですが
水蒸気で蒸留したレモン精油はその心配がないそうです。
アロマケアのときは水蒸気蒸留法のレモンを使っていますが
実は、圧搾に比べて少し香りが弱いのがネックでした。
しかし、今回のレモンは香りがしっかり!
すっごくいい香りです。
レモンは殺菌効果が高く、ウイルス対策としていい精油です。
アロマ初心者の方でも取り入れやすい香り。
精油が自家製で蒸留できるのも面白いですが
ハーブウォーターが採れるのはかなりの魅力です。
「レモンウォーター」はうれしかった♡
ちょっと日数をおいて、経過での香りの変化もみたいところ。
ですが、気持ちよくて空気清浄やリネンにかけたり
使っているので、すぐになくなるかと思われます。
わたしには楽しいとっておきイベントでした♪
小谷先生、貴重な機会をありがとうございました。
※「光毒性」・お肌につけた状態で日光に当たると
シミや炎症などのトラブルを起こすこと。
アルアロマ~巡りのいい体と軽やかな心へ~