わが家には数え切れないほどの
地名入りの提灯がある。
妻の趣味で、
出かける度に買い集めたのだが、
初めのうちはうっとおしくて
邪魔でしかたなかったのだが、
今では一つひとつの提灯に思い出が
沢山詰め込まれていて、
男には分からない
女だけの見方、
価値観があることに気が付いた。
エッセイを書くようになって
今では貴重な財産になっている。
それぞれに
時の思い出があり懐かしい。
記憶をたどりながら文字を綴ると、
いくらでも出てくる。
書くたびに、
夫婦健在のうちに
一つでも多くの
記録を残しておこうと思っている。
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