駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

同病相理解

2024年12月07日 | 診療
         


 元々やや乾燥肌なのに加え年を取ってきたので、冬になると手足や体幹が痒くなる。掻くまいと思っても、つい搔いてしまう。同年配の患者さんの背中を聴診していると掻き痕のある人が時々おられる。希望されれば保湿剤を処方している。
 範囲が広いので軟膏のように5g10gではなく100gとか150gとか結構な量のものになる。きちんと塗ればそれなりの効果があるようだ。
 地域によって四季の変化は様々だが、人は変化する気温や湿度に適応して生きてゆかねばならない。どうも寒さと乾燥は人体に負担が大きいようで、冬は体調を崩す方が増える。保温保湿は身を守る基本と申し上げたい。
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