駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

亥年始まる

2019年01月02日 | 身辺記

             

 

                         謹賀新年

 暮れに東京に泊まり、砂場のそばを年越し用に買って帰った。数年前からの習慣で、理由は単純に旨いからだ。鮨、蕎麦、鰻が極北の和食であることに異議を唱える人は少ないと思う。三つともレシペに落とせば単純で数行で書けるし、材料も鮨の魚を切り身と表現すれば片手で十分だろう。それなのにこれほど店によって味に雲泥の差がある食べ物は少ない気がする。特に蕎麦など、差が付きそうにないのに、残念ながら当地には砂場の蕎麦を超える店は勿論並べる店もない。一体何がどこが違うのだろう、不思議だ。

 大晦日の紅白は二三分見ただけで、除夜の金も聞かずに寝た。元旦はこれこそ元旦というお天気で、朝早く出し忘れた年賀状を数枚書いて投函し、夫婦二人きりでお屠蘇を飲みながら届いた年賀状に目を通した。果て、この人に書いたっけというのが二三枚あったが、書いたことにした。

 メイウエザーが勝った、当たり前というか強すぎた。菊池雄星がマリナーズと契約した。奥さんのファンなので自然菊池も応援している。イチローと同じようにアメリカの水が合うような気がする。頑張って欲しい。

 年が明けたので片付けはせず、殆どテレビも見ないで東京の丸善で仕込んできた雑多な本の中からミステリーを選んで読んでいる。有り難いことに電話も鳴らず、平穏至福の元旦だった。

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