
田中忠次郎宅
所在地:台東区 東上野3-34
構造・階数:木・2+R1
建設年:1930(昭和5)
解体年:2018(平成30)
Photo 1998.5.16
看板建築ファンの間では著名だった建物。3階(屋根裏)のカマボコ型ファサードの装飾的壁面がかなり個性的で印象的。2階軒先にも洋風の装飾が付けられ、窓のわきにはメダイヨン状の飾りも付いている。左官業を営んでいた方の家だったそうで、手の込んだ壁面はその生もあったのだろう。
1階の玄関はモルタルで唐破風状の庇を作っているが、これも左側が微妙に長いのが気になる。
Photo 2015.9.23
カマボコ型のファサードが特徴的だったが、その後方はギャンブレル屋根だった。ギャンブレル屋根にカマボコ型のファサードをあてがった発想も面白い。
田中家、聖山洞/東上野3丁目 - ぼくの近代建築コレクション
Tokyo Lost Architecture
#失われた建物 台東区 #住宅系 #看板建築
#モルタル看板建築 #ギャンブレル屋根 ブログ内タグ一覧
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます