「週末に楽しむ絵画」教室から快挙のお知らせです。
今年で61回を迎えた全関西美術展は、関西美術界の流れを知ることのできるできる展覧会として、
また、他の団体展と違って色々な会派の人たちや絵を志す人たちが競い合う闘いの場として「憧れの展覧会」
近畿地方を中心に遠く東海や北陸、中国、四国からも出品されています。ご覧の写真のような作品です。
市川順子さん 題名「刻Ⅱ」F130号(194×162cm)
つい先日、上野の森美術館大賞展があり、千住博先生からこんな講評をいただきました。
この絵は、先ほど話した絵の条件をすべて満たしており、どんな展覧会でも必ず通ります。
絵はまず色から入りますが、黒があちらこちらと飛び過ぎが難点です。
もっとまとめ階調を増やせば見違えるような迫力が出てきます」
このアドバイスはまさにグッドタイミング
折からこの全関西展の絵に取り掛かっておられ、仁王さんの右足をもう一本増やせば、
滑らかな階調になると決断。急遽大改造です。
何とか間に合いました。
時代は豊かに便利になっていく一方で、どんどんスクラップは増大し続け、
人間を押し潰そうとしています。こうした時代の流れに、足二本を使ってNOを突き付けたものです。
足の繰り返しが動作を強め、時間の経過をも表しています。
大きな足が二本入ったことにより、階調はよりスムーズになりました。
こうして「現代の終わり」や「人間の愚かさ」への警鐘ともいうべき作品となりました。
特別展「第61回全関西美術展」は大阪市美術館で7月14日から26日まで開催しています。
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数々の展覧会で入選・受賞者多数
教室では、石橋先生の指導のもと、クラスの仲間で切磋琢磨し、独創的な作品を創りあげます。
「週末に楽しむ絵画」教室は毎週金曜18時から開催!
見学もできますので、お気軽にお問い合わせくださいね
(中之島教室 06-6222-5222)
今年で61回を迎えた全関西美術展は、関西美術界の流れを知ることのできるできる展覧会として、
また、他の団体展と違って色々な会派の人たちや絵を志す人たちが競い合う闘いの場として「憧れの展覧会」
近畿地方を中心に遠く東海や北陸、中国、四国からも出品されています。ご覧の写真のような作品です。
市川順子さん 題名「刻Ⅱ」F130号(194×162cm)
つい先日、上野の森美術館大賞展があり、千住博先生からこんな講評をいただきました。
この絵は、先ほど話した絵の条件をすべて満たしており、どんな展覧会でも必ず通ります。
絵はまず色から入りますが、黒があちらこちらと飛び過ぎが難点です。
もっとまとめ階調を増やせば見違えるような迫力が出てきます」
このアドバイスはまさにグッドタイミング
折からこの全関西展の絵に取り掛かっておられ、仁王さんの右足をもう一本増やせば、
滑らかな階調になると決断。急遽大改造です。
何とか間に合いました。
時代は豊かに便利になっていく一方で、どんどんスクラップは増大し続け、
人間を押し潰そうとしています。こうした時代の流れに、足二本を使ってNOを突き付けたものです。
足の繰り返しが動作を強め、時間の経過をも表しています。
大きな足が二本入ったことにより、階調はよりスムーズになりました。
こうして「現代の終わり」や「人間の愚かさ」への警鐘ともいうべき作品となりました。
特別展「第61回全関西美術展」は大阪市美術館で7月14日から26日まで開催しています。
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数々の展覧会で入選・受賞者多数
教室では、石橋先生の指導のもと、クラスの仲間で切磋琢磨し、独創的な作品を創りあげます。
「週末に楽しむ絵画」教室は毎週金曜18時から開催!
見学もできますので、お気軽にお問い合わせくださいね
(中之島教室 06-6222-5222)