民主主義を踏みにじって数の力で何事も推し進めようとしている今の独裁的な政府に退場してもらうために野党が一致団結して「国民連合政府」というのを作り一緒に闘おうと共産党が提案している。その呼びかけに各界の著名人が歓迎するというエールが送られ、盛り上がってきている。すごいことだ!
民主党の中からは「共産党と一緒だなんてやってられないよ!」と吐き捨てるように言っている議員がテレビに映っていたが、今の日本の危機とその重大さがわかっていないように思われた。共産党も随分変わってきた。変わらないのはただ一つ党名だけ。他の党は次々と都合に合わせて変えていってややこしい。沖縄でも大阪でも皆 権力を握ったもののやりたい放題に怒って一致団結して闘っている。
その「国民連合政府」についての疑問に答えて知人のブログに以下のようなことが載っていた。
抜粋したものは私が疑問に思っていた部分。読んでみてよくわかった。
「我々は日米安全保障条約に反対している政党だが、他の野党は安保条約存続論だ。存続論と反対論の政党が連合した場合、この問題は凍結する以外になく、それが我々の方針だとも説明した。
戦争反対の国民的な世論や運動が、かつての日本では無いくらいまで発展している。
戦争法反対、立憲主義擁護、民主主義擁護という国民的大義がある。
「国民連合政府の任務は戦争法廃止だ。これが終わったら任務完了ということで衆院解散・総選挙をやって、それぞれの党の主張も掲げて、次の政府は新しい選挙の結果に基づいてつくろうじゃないかという極めて割り切った提案だ。ずるずるといつまでもやる政府ではない」
「志位さんは閣内、閣外ということは何も前提にしていないと言っている。政権にはこだわっているが、その内容は幅があるということだ」
――安保関連法の廃止を明言する政権ができるなら、あえて政府に入らないこともあると。
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不破哲三氏「選挙協力、勝つためなら何でもやる」 /日経新聞10月25日