忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

三井寺観音堂へ清々しい一日だった。

2018-04-21 | 日々の業

昨日は暑い日になると予報されていたが寒がりの私には丁度よい、さわやかな天気になった。

仕事をしていた頃の先輩がひとり暮らしで電話の声も心なしか元気がないので、訪ねてみることにした。

先輩の家近くの駅で待ち合わせ一緒に疎水べりをおしゃべりしながらゆっくり歩き、長等神社の傍にある藤の木茶屋でお蕎麦を食べた。

そこの横から小関超えが出来ると聞いた、膝や腰痛もちの私と85歳の先輩では・・・と思いつつそれでも途中の観音堂までは行くことにした。

石段を見てちょっと不安になった。久し振りの長い石段 。無理して又痛くならないかなぁ・・?

観音堂は10年以上前に孫を連れて8月6日に毎年慰霊祭が行われる時にきた時以来である。

石段の手すりをもち休み休みやっとたどり着いた。西国三十三所観音霊場第14番札所でツアーでお参りに来ている人々に出会った。

木々の緑の間からびわ湖が少し見えた。

つつじの赤が緑とのコントラストで美しい

階段を降りながの森林浴

ウグイスの声も

一服していこうか?と言われ入った茶房がまた何と!素敵なところだった。本寿院ながら茶房と書かれている。

  

これって喫茶店?

三井寺の中にあるお寺の一つを休み処に改装されたそうだ。国宝に指定されていないので3年前に改装されたときいた。

 

桜チーズケーキとコーヒー ほんのり桜の匂いがするチーズケーキ とっても美味しかった。器も素敵だ。

部屋に芭蕉の句 榊 獏山の直筆だと言う額  元禄四年が直線四本をひいて表していると一人読書に来ていた方から教えてもらった。

陽を受けて光る青葉もみじの何と美しいこと!

あ~今日もカメラ持ってくるのを止めたことが悔やまれる。携帯では・・・・。

先輩のTさんとゆっくり沢山おしゃべりし清々しい気持ちの一日だった。(Tさんどうか元気で長生きしてねと心の中で願いつつ)

 

コメント