令和2年10月19日
[人間いかに万能の知ありといえども その知や小にして憐れなり]
公園を歩くと、さまざまな音声が聞こえてきます。
人工的な音、自然の爽やかな木々わたる音。
天地には音だけでなく、光もあります。
夜の闇には、不安があればこそ、未来の光は感じることはありません。
日光にはあらゆる栄養素があり、その代表例はビタミンDです。
私たちを生かす、まさに未来に向かう恵みです。
人間の知恵なんて浅はかと表現されますが、そんな人間社会も努力を積み重ね、さまざまな疫病を克服してきました。
やがてはコロナも乗り越えるのに、そう時間はかからないでしょう。
しかし、この間も犠牲者がでています。
けさのことばの真意は、天地の恵み、天地の働きは思いのほか想像を絶するものと受け止めています。
問題が収まれば、人のことより我がことしか、考えなくなるのが人間です。
問題の解決には、知恵を働かせても、なかなか変われず、古い自分を捨てきれない。
何をすべきか分かっていても、どこかでそうはいっても・・・と、グチを温存したままでは、真の運命は開くことはできません。
自分の言い分にこだわる人間の知恵は知れたものです。
(万能の知恵あり)とうそぶいても、道なき道をどうわたるのか。
散々な目にあってきたのも、大きな知恵に目覚めるためです。
天地の営みは、『視野を広く*瞬間にこだわらず*気を長く*表面だけでなく深く』
ここに天地の示す大きな知恵の光がそそがれるのです。やります!