雨の日も風の日も ららる~♪

気ままな毎日を綴ります。

そうだ京都に行こう

2023-09-27 | 京都行き
わが家から2時間弱。京都へ行って来ました。

京都駅名物大階段。階段を上がったら「大空広場」が。
高さ70メートルから市内が見渡せる。絶景でした。

三十三間堂。
雷神風神像。千体の観音立像は圧巻。観音二十八部衆像も見ごたえ有。
楽器を持った仏像は注目でした。特に笛を吹く像。
長いお堂は柱が33本で三十三間堂。
お正月の新成人になった女性の通し矢でも有名です。

智積院。お庭を眺めながらまったり。吹く風が心地よい。

そこここに気になるレトロな建物。

清水一芳園カフェで一息。抹茶パフェはさすがにお茶屋さん。

京都国立博物館。展示会の準備中。建物と庭園を散策。
ロダンの考える人は世界で21体のひとつです。

お土産は博物館のマスコットキャラクター「トラりん」グッズ。
伊藤若冲の虎がモデルだって。かわいい。

こちらが伊藤若冲の虎です。
岡北のおうどんが食べたくてバスで動物園前まで。
火水はお休み…なんでなん(汗)。がっかり。
欧米やアジアからの観光客、修学旅行の生徒たちが沢山。やはり京都。
ローラが気になるので3時には京都駅に。
楽しかった~♪ いい気分転換になりました。

物語がある

2020-10-21 | 京都行き
二日目は京都市内です。
朝7時。安倍晴明神社まで散歩してきました。前から行ってみたかった所です。ホテルから15分。安倍晴明といえば野村萬斎に羽生弓弦くん。陰陽師の清明。パワースポットで人気ですが至って普通の神社でした。いたるところに賽銭箱があったのが興ざめ・・・。帰り道に一条戻り橋が。渡辺綱が鬼女に出会った橋です。京の町は歩けば物語がありますね。
小学校の前では、8時の開門を待つ小学生が賑やかなこと。密集していましたよ。先生が開門してワイワイ校舎に入っていきました。先生としばしお話。
道すがら、老舗の味噌屋や弘道館、重文の家、彫刻のみごとな建物。時間があれば覗きたかった。清明より、元気な小学生からパワーをもらいました! 朝の町歩き楽しかった。ホテルに戻って、噂の西日本一の朝食を頂く。お粥が優しい。散歩の後は格別ですね。


「京都迎賓館」見学。今回で2度目です。玉砂利を踏みながら広い御所の敷地を歩く。真っ青な空にうろこ雲。気持ちのいい秋晴れ。日本の粋を集めた建物に調度品。ここで海外からの来賓のおもてなし。日本人の誇りが感じられました。

やはり京都。街中は人が多い。観光客も大勢見られました。
その後、明治の煙草王村井吉兵衛が建てた和洋折衷の「長楽館」へ。ここは鹿鳴館に匹敵する京の社交場をと贅を尽くして建てられたそうです。現在ホテルとレストランとして使われています。せっかくなのでここでお昼を。ステンドグラス暖炉のある部屋で優雅に。サンドイッチも珈琲もとても美味しかったですよ。秋の特別公開中で、普段見れない部屋が見学出来ました。ボランティアの方の説明も楽しかったですね。
ホテルで貰ったGoToの「地域クーポン」(宿泊費の15%)は、ここで使いました。宿泊費もGoToで35%引き。お得な気分でした♪ ただし旅行中に使用の条件付きです。

最後に今話題の展望台に。東山の端にある青龍殿の大舞台。清水の舞台の4倍の広さだとか。ここから京都の町が一望できました。空から見ているようにしっかり町の様子が見渡せました。地図を広げて確認。平安神宮の赤い鳥居、鴨川デルタもよく分かる。緑の森は京都御所。少し下がって二条城。京都タワーにお東さん・・・。確認作業が楽しかったです。
そこに綿帽子白無垢のお嫁さんと花婿さん。前撮りなんでしょうね~。おめでとうございます~♪ の声が上がる。お幸せに。こちらまで幸せな気分になりました。


京都に来たらここで。岡北のおうどん。でもお腹が空いていない。もうそんなに食べられない年齢のようです。夕食は要らないねと甘味処へ。とらやで和菓子とお茶。お善哉。甘いものでほっこり。とらやも雰囲気のいいお茶処でした。お土産は阿闍梨餅を本店で。ホテル近くの渡辺漬物。虎屋の和菓子。出町柳の豆大福は大行列の為買えず。食べ物ばかりです・・・(笑)。
お天気に恵まれた二日間。お連れがあってこそですね。ありがとう~楽しい旅でした。

追記
先ほど検索したら、立派な店構えの味噌屋は本田味噌本店。なんと享保元年創業。弘道館は江戸時代の私塾。彫刻のみごとな建物は築100年の旧京都西陣電話局でした。朝の散歩の通りすがりにもこんな歴史が。やはり京都ですね。

*移動は車。マスクに窓を少し開けて。行く先々では手洗い消毒・検温。
 お寺の拝観は人が少なくほとんど貸し切り状態。迎賓館では住所氏名
 も記入。コロナに気を付けながらの旅でした。
 


 

コメント (3)

麒麟の旅

2020-10-19 | 京都行き
GoToを使って、1泊2日の旅を楽しんできました。
旅は道連れ気心知れた同い年の4人。去年の鎌倉以来1年ぶりです。

行先は車で2時間、「麒麟が来る」の明智光秀ゆかりの滋賀県大津市坂本。
比叡山焼き討ちの後、近江を拝領した光秀は、坂本に城を築きこの地の発展に力を注いだそうです。諸説ありますが、焼き討ちは光秀が先頭に立ったそうです。今でさえこの規模。財力と人力があれば僧兵が権力を持つのもうなづける。

行く先々に「麒麟が来る」桔梗の旗がたなびいてました。地元の力の入れようが伝わって来ます。滋賀県下ゆかりの地4か所で「光秀展」を開催中です。

お昼は。享保から300年続く蕎麦屋「鶴㐂蕎麦」へ。延暦寺御用達。
さすが老舗ですね少し行列で満席でした。期待を裏切らないお蕎麦でしたよ。

坂本ケーブル下に車を置いて散策。木々の中を川のせせらぎを聞きながら下って行くと、苔むした石仏や天皇の石塔。落ち着いた佇まいです。歴史が感じられます。
この辺りは「里坊」と言って比叡山で修業を終えた僧侶の隠居寺が70以上もある。小さな坊がたくさんあるのにも驚く。いかに比叡山が大きな寺かという事ですね。
中でも格式の高いのが「滋賀院門跡」。光秀伝説の有る天海和尚が開いた寺です。
天海は家康の側近で、107歳まで生きたそうだ。天海は生き延びた光秀ではないかと・・・。天海の廟所慈眼堂が近くにありました。天海の廟がここにあるのも何かの因縁。

森の中にあるのが日吉大社。全国山王神社の総本山でお猿が守護神。山門の四隅をユーモラスなお猿(棟持ち猿)が支えていました。ご苦労さん。可愛いですね。西宮・東宮とある大きな神社です。紅葉の名所。以前、紅葉の時に次男の案内で夫と三人で来ました。それは見事な紅葉でしたよ。春には7基の神輿が出る山王祭りがあります。

西教寺は光秀の菩提寺。明智一族、妻煕子の墓がありました。光秀も共に祀られています。
光秀辞世の句が。順逆不二門 大道徹心源 五十五年夢 覚来帰一元
坊のひとつ禅明坊では「明智光秀展」が開催中。エピソードや資料が展示。ドラマが面白くなってきたところなのでしっかり読みました。左馬之助の湖水渡り、煕子の水疱瘡、山崎合戦、坂本城の最後等々。
「麒麟が来る」で使われた衣裳も展示。ドラマでお馴染みの光秀の若草色の着物や煕子のピンクの着物。光秀(長谷川博己の等身大パネル)と記念写真も♪
日吉大社以外、どこも人は少なかったです。

坂本は小高い丘。歩いているといろんなところから琵琶湖が見渡せました。


忘れてはいけないのが穴太衆(あのうしゅう)の石垣。優秀な石工集団です。自然石を巧みに組み合わせた技法で崩れず美しい。寺はもとより民家や学校、いたるところでこの美しい石垣が見られました。坂本の町の落ち着いた雰囲気はこの石垣があるかもしれませんね。ほれ込んだ信長が安土城にも取り入れたそうです。



山越えして京の町へ。
夕方京都ブライトンホテル着。ここは部屋が広くてスタッフの教育が行き届いていて気持ちがいい。京都の定宿と決めています。

夕食は歩いて10分のフレンチレストランで。
おりしもMさんのお誕生日。乾杯~おめでとうございます♪ ここも私たちだけ。9月末に営業を再開したばかりだそうです。目の前が大文字。送り火の時は予約が取れないとか。
同志社オリジナルDOSHISYA BEER すっきりした苦み。4人の為に数人のスタッフ。何だか申し訳ないけれどゆっくり食事を楽しませていただきました。贅沢な時間でした。夜の町をそぞろ歩き。大学があるからでしょうか若者が多かったです。
宿で再びかんぱい~♪ 女子会パート2。京の夜は更けてゆきました・・・。

駆け足の坂本の町でしたが、少し光秀に触れた気がします。
あっ 石積みパンとお猿最中買いそびれました。


 








1年ぶりの京都

2018-07-04 | 京都行き


30年来の仲間4人で京都に行ってきました。
行き先は京都迎賓館。

内閣府に申し込みをして、約60分のガイド付き。
職員がしっかり説明してくれ、なかなか見ごたえがありました。
自由見学とガイド付きがありますが、断然ガイド付きがおすすめです。
赤坂離宮の「東の迎賓館」に対して、是非「西の迎賓館」をと建設され、今年で13年目です。
洋風ゴシック建築の赤坂離宮に対して、こちらは純和風建築。
日本の伝統技能と国内産の最高級の資材を駆使した建物でした。
調度品は人間国宝の作品。

晩さん会や式典の会場からは、日本庭園がほどよい角度で望まれます。
ため息の出るようなしつらえでした。
海外からの国賓には、京都御苑内にあるこちらで是非日本を感じていただきたいですね。

その後、Mホテルの庭にある「蔵」の個室?で食事しました。
三段重ねのお弁当~♪
昔のままの土蔵はどっしりひんやり。面白い体験でした。
呉服屋の倉庫を改造したホテルで、蔵はそのまま残したらしい。

町中を冷やかしてぶらぶら歩き。
お茶して話に花が咲く。
狭い間口のカフェでしたが、奥行は随分ありまさに鰻の寝床。
壺庭があって、灯篭とここにも蔵が。
どっしりした梁に床。
聞けば、ここも呉服屋をリノベーション。
京都は、いたるところに再利用した古い建物があって、こんなところを見つけるのも楽しみですね。

ネットで下調べしていた蓮のお寺に行くこともなく、
当日見学OKだった「仙洞御所」の見学に御苑に戻ることもなく(笑)。
なんせ暑いもので。
移動は全てタクシー(正解でした!)。
通勤ラッシュに合わないように早めに帰途に就く。
京の青もみじを満喫しましたよ♪
「行くのは一か所で充分やねえ~」と、年齢を感じながらも
楽しい1年ぶりの「京都女子会」でした。

来年は地元で怒涛のおしゃべり会にするかもね・・・。
みんな元気でね~♪






離宮

2017-06-15 | 京都行き


前から行ってみたいと思っていた「桂離宮」と「修学院離宮」に行ってきました。

修学院離宮は、比叡山の山麓に後水尾上皇によって建てられた山荘です。
昔なら、皇族や貴族やんごとなき方たちしか通れなかった門。
山門の鍵を開けてここから入りました。

松林の砂利道を歩き上って行きました。
田植えの終わったばかりの青々とした田んぼが広がっています。
近くの農家の方たちが作業をして、この景観を守っているそうです。



池の向こうには、京都の町が広がっています。
池のほとりで、小さな蛇。
猪に猿、鹿除けの電気の通った柵があった。
田んぼが荒らされるようだ。




桂離宮。











「桂離宮なら行ってもいいよ」。
初夏の一日、夫と久しぶりの外出でした。