いまだに、どうしてここにいるのかがわからない日々。
酔っ払えば酔っ払うほどに、私の警戒は強くなる。
「好きだから」
そう言い残して寝室へと向かう亭主。
そう言われれば、言われるほどに、固くなに心は閉じていく。
あの日から二年半が過ぎようとしている。
記憶と言うものは薄れるものなのだろうか?
それとも、鮮明に色鮮やかに残るものなのだろうか?
心電図が不整脈をとらえだしたのはそのころから。
別段、日常生活に支障をきたすほどのこともなく、
治療の必要も今はない。
静かに暮しながら、
穏やかな日々を願っている。
のに、どことなく流れる空気は常に張り詰めている。
先を見越すことができないままに。
勇気と決断だけなのだろう。
酔っ払えば酔っ払うほどに、私の警戒は強くなる。
「好きだから」
そう言い残して寝室へと向かう亭主。
そう言われれば、言われるほどに、固くなに心は閉じていく。
あの日から二年半が過ぎようとしている。
記憶と言うものは薄れるものなのだろうか?
それとも、鮮明に色鮮やかに残るものなのだろうか?
心電図が不整脈をとらえだしたのはそのころから。
別段、日常生活に支障をきたすほどのこともなく、
治療の必要も今はない。
静かに暮しながら、
穏やかな日々を願っている。
のに、どことなく流れる空気は常に張り詰めている。
先を見越すことができないままに。
勇気と決断だけなのだろう。
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