私は素朴な疑問として、長年の筋萎縮性側索硬化症にもかかわらず、
20歳過ぎから今年の70歳に至るまで元気にご活躍されている
秘訣はなんだろうと長年感じてきました。
ホーキング博士の一日は車椅子の生活が主たるスタイルであり
かなり大きく運動が制限されています。
にもかかわらず、ここまで奇跡的な活躍をなされている博士の健康の秘密は
なんでしょうか?
最近読んだ本の中から
感じたところがあり、ここで取り上げてみたいと思います 。
下記書籍の中より抜粋しました。
科学上の業績さえも超えたところに、彼の生存そのものの勝利。精神の強靭さの勝利。
それをなし得たのは、彼の置かれた不幸な環境のおかげだ、
という見方もあるが、このようなたわごとは本質をまさに否定するものである。
他の人間ならば、もっとわずかな負担にも耐えかねてつぶれてしまっただろう 。
何があろうとも高みを目指す、それが真の博士の姿である。
ホーキングの次の言葉は、われわれ全員が従うべき人生哲学としても同じようにふさわしいだろう。
人は人生が公平ではないことを悟れるくらいに成長しなくてはならない。
そしてただ自分の置かれた状況の中で最善を尽くすべきである。
さて私は。。そうありたいと思うも。。。
書名: スティーブン・ホーキング 天才科学者の光と影
著者:マイケル・ホワイト&ジョン・グリビン
訳者:林一、鈴木圭子
出版社:ハヤカワ文庫
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下の写真は、今年の秋近くの里山で出会いました。
蝶の名前はアサギマダラと思います。