海と空

天は高く、海は深し

5月17日(木)のつぶやき

2012年05月18日 | Myenzklo
01:55 from Saezuri
ヘラクレイトスは哲学者が公事と手を切り、祖国の問題などに関わりのない生き方をした最初の人で孤独のうちに、ひたすら哲学に没頭した。これまで我々は三段階のものを見てきた。(α)政治家、統治者、立法者としての七賢人、(β)ピュタゴラス盟社の貴族政治、(γ)哲学そのもの関心。(S362)

02:01 from Saezuri
ヘラクレイトスの高貴な精神の中に、この軽蔑と大衆からの離反が生じたのは、彼が同国人の常識的な考え方や日常生活の不合理について深く感じたためである。(S362)

02:19 from Saezuri
高貴の人、ヘラクレイトスは国民を無理解で無思想だと言って、ののしった。彼らの知性とか思慮は何ということか。大部分の者は悪質で、善い者はごく僅かだと言ったという。(S364)

03:04 from Saezuri
ヘラクレイトスはペルシャ王ダリウス一世の招待に答えている。「『自然について』というあなたの著書は全宇宙に対する偉大な理論を含むものであるが、多くの点において難解であるので、あなたが私のところに来られ、説明を要するところをご教示たまわりたい。」と言うのに対して、a

03:05 from Saezuri
彼は次のように答えたと言われる。「可死的な人間は生きている限り、真理と正義には縁なき者である。彼らは邪な料簡から、途方もない思いつきや虚栄に憂き身をやつすのだから。私はしかし、あらゆる邪悪を忘れることができたし、また私が受けた極度の嫉妬と高い地位から逃れることができた今は、b

03:05 from Saezuri
ペルシアへは参りますまい。私は僅かなものに満足し、自分の志を貫きたいと思っております。」c(S364)

04:44 from Saezuri
ヘラクレイトスの書いた唯一の著書の標題は、ディオゲネスによれば、ある人は『芸術の神々』といい、他の人たちは『自然について』と呼んでいるが、それを彼はエフェソスのディアナDianaの神殿に預けた。(S364)

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