海と空

天は高く、海は深し

5月16日(水)のつぶやき

2012年05月17日 | Myenzklo
21:11 from web
なるほどヘラクレイトスは言う。万有は流転するのであって、恒常的なものは何もなく、ただ一者のみが常住であると。然し、この一者は、ただ対立において存在する統一の概念であって、自分に反省した統一の概念ではない。ヘーゲル『哲学史 D ヘラクレイトス』(S361)

23:39 from Saezuri
今ヘラクレイトスは絶対者そのものを弁証法の過程と解することになる。弁証法には三種ある。(α)外的弁証法(主観的弁証法)、事物そのものの核心を解明することのない空な推論。(β)対象の内在的弁証法、しかしこれもやはり主観の考察に属する。a

23:40 from Saezuri
(γ)(客観的弁証法)、弁証法そのものの原理として把握したヘラクレイトスの客観性。ヘラクレイトスの果たした必然的進展は、最初の直接的思想としての有から、第二の思想である生成の規定に進んだことにある。b

23:41 from Saezuri
これは最初の具体的なものであり、それ自身の中に反対の統一をもつものとしての絶対者であるそれゆえにヘラクレイトスにおいて、はじめて思弁的形式の中にある哲学的理念が登場する。c

23:41 from Saezuri
・・・・・ここに我々は(弁証法の)祖国を見出す。ヘラクレイトスの命題で、私の論理学に取り入れられなかったものはないのである。d(ibid s 363 )

by myenzyklo on Twitter
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