風のささやき 俳句のblog

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足元に忍ぶ寒さや古布団【季語:寒さ】

2015年02月14日 | 俳句:冬 地理
ずっと使い続けている
布団だからでしょうか
この季節になると
足元のわずかな隙間から
冷たさが忍び込んで
指先を凍えさせます
足の先が冷たいと
寝つきも悪いようです
冴えたままの頭で
窓の外の気配に耳を傾けていると

皆もう家の中で暖かくしているのでしょう
いつもよりも静かに思われて
夜がとても長いものに感じられました


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