風のささやき 俳句のblog

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冬晴れの木の影等しき淡さかな【季語:冬晴れ】

2024年12月14日 | 俳句:冬 天文

冬晴れの日に
三男を連れて近くの公園に行きました

自転車が借りられる公園で
たまに三男を連れて来ては
練習をさせています

楽しそうに自転車を走らせる
三男を横目に眺めながら
背の高い木々と
それが地面に落とす影を見ていました

影は冬の日差しの弱さに比例するように
どれも淡い色をして
日向の部分との差異も
あまりはっきりとはしないほどです

そんな淡い色彩の風景の中で
三男の自転車だけが
疾走していました



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