風のささやき 俳句のblog

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我侭を叱る甲斐なく暮早し 【季語:暮早し】

2019年12月21日 | 俳句:冬 時候
一人の子供が
自分の好きなものしか食べようとしません
嫌いなものは口からこっそり吐き出したり
手にとっては床に投げつけたりします

その見事な投げっぷりには
笑いがこみ上げてくるときもあるのですが
毎回の食事がそれということで
注意をするのですが
一向に聞くそぶりもありません

食事が終わったら終わったらで
ニヤニヤしながら悪戯をしています

たしなめたりするのですが
すべてが徒労

結局こちらだけが疲れて
冬の短い日が暮れていきました

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