遊びをせんとや

人生総決算!のつもりで過去・現在のことなどを書きます
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ゼロ0零zero イチ1一Oneの世界

2023年01月22日 | IT

草枕の英訳版「三角の世界」を読むのは断念した。

自分の英語能力の低さに愛想が尽きたからだ。

でも、英英和辞典は何かと役に立ちそうである。

ちょっと邪魔になるが、いつも座っている椅子の傍らに置いた。

 

これぞ座右の辞書だ!

そして何の気なしに「ZERO」を引いてみたのだ。

ZEROには複数形があり、ZEROSまたはZEROESと書いてある。

え~っ! 何にも無いはずのZEROに、なぜ複数形が要るの?

000000、なんて書いた時に、これらをZEROSと言う・・・のかい?

 

考えてみるとゼロというのは不思議な数だ。

ゼロすなわち数字の0が発見されたのは紀元後5世紀頃のインドだそうだ。

インドは仏教発祥の地でもある。

そして数字の0は、仏教でいう「空」と同じ言葉が使われているそうだ。

仏教の「空」は、「実体のないもの」の意である。

また、私たちが使っている算用数字(アラビア数字)の1234567890、

これも同じ頃にインドで字形が体系化されたらしい。

こうしてみるとインドがIT大国になったのも不思議ではない気がする。

 

さて、私が仕事にしていたIT業界でも様々なゼロがある。

まず分かりやすいのがキーボードにあるスペース・キー。

これは「空白」キーとも呼ばれ、文字が何もない状態のことを指す。

Null(ヌル)という言葉もある。これも「ZERO」とか「無」の意だ。

2進数の「0」を連続して書き込むことをNull clearと言ったりもする。

 

コンピュータに欠かせないその2進数、これはインドの発見ではない。

時代はずっと下って18世紀、ライプニッツの発見と言われている。

そのヒントになったのが中国の陰陽論というのだが・・・。

 

とりあえず今回の最後に2進数の簡単な説明を。

わたしたちが日常で一番よく使うのは10進数である。

これは0から9まで、10個の数を使ってすべての数を表そうというもの。

2進数も同じく、0と1、2個の数字だけですべての数を表す。

だから2以上の数字は使えない。2は桁上がりして10になる。3は11だ。

4は・・12はNG、20もNG,だから桁上がりして100。別に難しくはない。

ただ桁数がやたら長くなるのが欠点といえば欠点。

それでも問題は無い。機械のスピードは人の脳の10の?乗倍ある。

(?は最近のコピュータの性能を調べ忘れたから。そのうち調べるね)

 

今回、これを書き始めたワケは、0と1の間を通って、AIなど恐れるに足らず、というところまで行きたいためである。いつまでかかるか分からないけど。

 

今日のビデオ

つまらないビデオですが・・・NHKロゴ入り。

[Rosey]


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