遊びをせんとや

人生総決算!のつもりで過去・現在のことなどを書きます
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こんなに多才な人が~小村 雪岱(こむら せったい)

2023年03月06日 | 絵画

 

今日紹介するのは「小村 雪岱」<1887年(明治20年)-1940年(昭和15年)>。

小村は、ほぼ同時代の小説家・邦枝完二とコンビを組み、

新聞連載小説「おせん」や「お傳地獄」の挿絵を担当して有名になった。

他に画家、版画、装丁、舞台美術の分野でも多才ぶりを発揮した。

硬軟自在の線描、円形に近い額や斜め上か俯瞰するアングルなどが斬新!

ともあれ、彼の作品をスライドショーでご覧を! 時間は3分50秒ほど。

「お傳」繋がりで、妖婦・毒婦と呼ばれた「高橋お傳」の肖像画も見つけられた。

 高橋お傳

それを描いたのが、「光線画」で紹介した小林清親・・・こんなところで繋がるとはネ。

雪岱は文筆も巧みで、泉鏡花のことを描いた作品が青空文庫にもある。

2編共に短いものだが、泉鏡花の変人・奇人ぶりを知ることができて面白かった。

いずれもクリックすると新しいウィンドウで読める。

「初めて鏡花先生に御目にかゝつた時」

「泉鏡花先生のこと」

[Rosey]


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