広辞苑第2販には間もなく「さよなら」する予定
それで思い出した言葉が~さよならだけが人生だ~
前の言葉は何だっけ? そうだ!
~花に嵐のたとえもあるさ さよならだけが人生だ~
唐詩選の中の1篇を 井伏鱒二が訳したとか たしか・・・
日本語ではないが「Good By」を書いた太宰治
彼の自殺の後を追った田中秀光
彼の遺作はずばり「さようなら」だ
私にとっては二人とも坂口安吾の前では影が薄いのだが・・・
その多作の安吾に「サヨナラ」のつく作品がなかったっか?
もっとも 彼なら そんなもの書くくらいなら死んだほうがマシ
くらいのことを言うかもしれないので たぶん無いだろうね
あとは思いつかないので外国旅行だ
レイモンド・チャンドラーの「さらば愛しき女よ」(Farewell, My Lovely)
ハードボイルド小説で 30代くらいの頃は彼の本をよく読んだ
~男はタフでなければ生きていけない 優しくなければ生きている資格がない~
この台詞がカッコよくて わたしもこのように・・・と憧れた
ここで言うタフというのは 心身共に を表すのだと思う
そこにさらに優しさが加わる それがほんとに男らしいということだ
私流に解釈すればそういうことなのだけれど・・・
この作家の言葉にはウンと頷ける言葉が幾つもあった
~論理的になればなるほど、創造性は失われる~
~わたしは行動する人間を疑いなく称賛する~
そうだ 「長いお別れ」という作品もあった
明日以降 しばらく私が影響を受けた言葉や作品を逍遥してみたい
音楽となると「別れ」は無数にあると思うが それはまた別の機会に
今日のビデオ
「さらば愛しき女よ」の映画を探したが 適当なものが無くお休み
なお 省エネ字数節約のため 今日から「ですます」調はやめました
よろしくお願いします
[Rosey]