遊びをせんとや

人生総決算!のつもりで過去・現在のことなどを書きます
といっても肩肘はらずに 楽しく面白く書きたいと思います

「さよなら」の言葉から

2023年01月14日 | 言葉

広辞苑第2販には間もなく「さよなら」する予定

それで思い出した言葉が~さよならだけが人生だ~

前の言葉は何だっけ? そうだ!

~花に嵐のたとえもあるさ さよならだけが人生だ~

唐詩選の中の1篇を 井伏鱒二が訳したとか たしか・・・

 

日本語ではないが「Good By」を書いた太宰治

彼の自殺の後を追った田中秀光 

彼の遺作はずばり「さようなら」だ

私にとっては二人とも坂口安吾の前では影が薄いのだが・・・

 

その多作の安吾に「サヨナラ」のつく作品がなかったっか?

もっとも 彼なら そんなもの書くくらいなら死んだほうがマシ

くらいのことを言うかもしれないので たぶん無いだろうね

 

あとは思いつかないので外国旅行だ

レイモンド・チャンドラーの「さらば愛しきひとよ」(Farewell, My Lovely)

ハードボイルド小説で 30代くらいの頃は彼の本をよく読んだ

~男はタフでなければ生きていけない 優しくなければ生きている資格がない~

この台詞がカッコよくて わたしもこのように・・・と憧れた

ここで言うタフというのは 心身共に を表すのだと思う

そこにさらに優しさが加わる それがほんとに男らしいということだ

私流に解釈すればそういうことなのだけれど・・・

 

この作家の言葉にはウンと頷ける言葉が幾つもあった

~論理的になればなるほど、創造性は失われる~

~わたしは行動する人間を疑いなく称賛する~

そうだ 「長いお別れ」という作品もあった

 

明日以降 しばらく私が影響を受けた言葉や作品を逍遥してみたい

音楽となると「別れ」は無数にあると思うが それはまた別の機会に

 

今日のビデオ

「さらば愛しきひとよ」の映画を探したが 適当なものが無くお休み

なお 省エネ字数節約のため 今日から「ですます」調はやめました

よろしくお願いします

[Rosey]

 


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