今日はRoseyの歌の想い出その2を書くつもり。
が、昨日の昼過ぎにウトウトしていた時だ。
夢か現か幻か・・・40年ほど昔のことが突然蘇った。
その頃はある街で仕事をしていた。
職場で会議中に大きなクシャミの音がして、何かが宙を飛んだ。
定年近い或る先輩、クシャミの拍子に入れ歯が外れて飛んだのだ!
隣は仮眠用の畳の部屋になっていて、幸いなことに間のガラス戸が開いていた。
空飛ぶ入れ歯は無事に畳の上に落ちて軟着陸した。
同じ日の午後、客先に出かけたら、そこの社長に声をかけられた。
社長といっても私より2歳ほど年上、気さくに話し合える間柄だ。
「うちのE.T.(イーティ)知っているよね」
イーティという米国映画が上映されている頃だ。
私も観た気がするが、内容は何一つ覚えてないので、話で聞いただけかも。
「じっくり話をしたことは無いですけど・・・彼がどうかしました?」
「実は彼の話すことがみんな分からなくてね。エーリアン語だろって。
それで一度彼と話してみてくれないかな」
「いいですよ。それでどんなことを訊けばいいんです?」
「そうだね。今の仕事の進み具合かな・・・予定通り行ってるのかどうか」
「わかりました。後で彼と話してみますよ」
彼は当時まだ珍しかったパソコン通信を担当する契約社員だった。
年齢はまだ20代か・・・今でいうパソコン・オタクなんだろう、きっと。
客先との相談を終えてマシン室へ行ってみた。
彼は外国製スーパーコンピュータの扉を開けて何やら作業中。
見ると手にハンダゴテを持っている。
「おいおい、大丈夫かい? 下手して壊したら1億円がパーだぞ!」
「大丈夫っすよ、わたしハードに詳しいから・・・」
何やら喋ってくれたのだが、私にも分からずまさしくエイリアン語だった。
顔がまたエイリアンっぽかった。
ニヤリと笑うと口が上に吊り上がり、今にもケケケケケ・・・と高笑いしそう。
「どう? 予定どうりに進んでいる? 問題は何か無い?」
「No probrem!」(おっ1 エイリアン語だぞ・・・バッカ、英語だよ)
私としては、空飛ぶ入れ歯目撃とエイリアンとの遭遇、どちらも初体験。
その夜、同じ日のだったことを記憶しておくためにタイトルを考えたのだった。
ローマ字で綴ればIREBAで面白くない。そこで間にnを入れてBをVに変える。
これでインレヴァン・・・エイリアンっぽくなる筈だ。
でも40年かかって思い出したとは想定外・・・。
今日のビデオは休みます。
それからスペース区切りをやめ句読点にしました。
[Rosey}