遊びをせんとや

人生総決算!のつもりで過去・現在のことなどを書きます
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100年前のカラー写真

2023年03月25日 | 絵画

3年ほど前、Roseyの子供時代のモノクロ写真をカラー化した。

本人も悦んでくれたが、介護に来てくれた人達もIT技術の進歩に驚いていた。

さらに進化したかな、と思ってその時の海外サイトを使おうとしたら閉鎖。

ならば、と別の海外サイトでカラー化してみたのが下の写真である。

  

 

格段に進歩しているわけでもなさそうだ。

そこで思いついた。織田一麿のモノトーンの石版画をカラー化してみたら?

結果は下の通り。

 

 

写真も手書きも関係ないってワケだ。なぜ、こんなことをやってみたか?

実はNDLイメージバンクで、100年前のカラー写真を特集していた。

明治30年代~大正期に制作した外国人向け写真帳に掲載されたという。

それでそのスライドショーを作ってみたというわけ。

作品点数が多いので、主に人物が登場するものに限った。

ただ、作品1スライドの時間は20秒にしてある。

全体で6分30秒、じっくりと見てもらいたい。

 

 

当時の絵師たちの彩色技術のレベルの高さに驚嘆した。

どの絵も近景、遠景を問わず木々や花々などの細部まで着色している。

中で私が一番驚いたのはスライド#19。下駄の鼻緒まで丁寧に彩色。

が、同じスライドの店の奥にいる従業員?の男性、

彼だけがモノクロのまま放っておかれていて可哀そう。

なお、昔の絵師たちの腕前も今時のAIに比べて遜色ない気がするけど、どうだろう?

昔のアナログ技術をデジタル・アーカイブしたもので見るのもヘンだけどね。

[Rosey]


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