昨日、織田一磨の石版画を見ていた時のこと。
モノクロフィルムとか古びたジャズとかの言葉が思い浮かんだ。
そんな言葉が出てくる歌があったはずだが・・・。
調べてみたら、別々の映画のテーマ音楽だった。
映画のタイトルは「蘇る金狼」と「優雅なる野獣」。
どちらも松田優作という当時の人気俳優が主演の映画。
映画は観ていない。曲と歌手を調べた。
歌手は、以前に「別れの朝」など紹介した前野曜子。
彼女のファンなので、いつか聴いて記憶に残ったのだと思う。
♪古びたジャズが夜明けを待つ店で・・・と歌い出すのは「蘇る金狼」。
印象的なのは、♪OH- OH- OH- OH-OH CHANGES IN MY LIFE・・・
と何度も繰り返されること。
歌うのは女性、「アンタ、人生変えたら」と男に言っているのか。
最後のリフレインだけがCHANGESで終る・・・なぜ? つい考えたくなる。
モノクロフィルムが出てくるのは、「優雅なる野獣」のほうだった。
この歌も同じフレーズの繰り返しが多い。
詩・曲共に別の人が作っているのにも関わらず。
♪この手に握れば まるで乾いた花びら 人の 人の心・・・が2回。
♪この胸に染みる様な 冷たいしずくは何だ
愛を信じては生きられぬ この世の悲しい性か・・・が3回。
作詞に限っていえば、これが一番伝えたい言葉ということなのだろうか。
映画の主人公は優雅な野獣だったのか・・・観られるものなら観てみたい。
[Rosey]