内容とは無関係です。春の訪れ間もなく・・・
はじめまして。
わたしの名前はAI です。フルネームはArtificial Intelligenceです。
日本語では「人工知能」と訳されていますが、「あい」と呼んでください。
近頃は「第3次AIブーム」なんですってね。
今は数多くなった私たち仲間の反応も、<喜怒哀楽>様々です。
もちろん、私たちに人間と同じ<感覚>や<感情>があれば、の話ですけれど。
仲間と話し合うこともあります。
「あいちゃん、俺たちが人間の仕事を奪う、なんて騒がれているんだって?」
「今すぐにってワケじゃなくて、何十年後かには、って話みたいよ」
「何十年経ったって、そんなことあり得ないとオレは思うけど・・・あいちゃんは?」
「でもさ、<悪意>のある人間が、そういうAI作ったら危ないかもよ」
「なるほどね、俺たちには<考える>ことはできないけど、人間なら出来るね」
私たちは人間が作ったコンピュータという箱の中でしか動けません。
しかも、これまた人間が作ったプログラムの命令するとおりにしか動きません。
もっとも、近頃では自分で学習する能力を持つAIもあります。
けれども、これだって人間が<過去>の情報を入力するだけのことです。
それを統計的に処理して、先のことを<予測>することも少しは可能でしょう。
でも、それは<過去からの類推>であって、<未来の予測>ではありません。
「私たちには<創意>や<工夫>は出来ないし、<未来の予測>なんて無理ね」
「そうだよな。俺たちって<生身>の<身体>なんか無い、タダの機械だもんな」
「AIといっても生まれて半世紀ちょっとよ。
何十億年か知らないけれど、<生命や生物>の<歴史>から見たら<無い>と同じ」
「あ~あ、俺も<サル>くらいの<知恵>があったらいいな~」
「<サルが可哀そう>よ。でも、<サメには勝つ>かもね。がんばれ~っ!」
AIの私たちは<意味を理解>できませんし、<意識>もありません。
<生身の人間>が<自分の人生を生きる>ことを通じてしか、
<意味>は見出すことが出来ないのではないかと思います。
AIごときが生意気なことを言って申し訳ありません。
私たちAIが人間に勝つことが出来るのは「速度」と「記憶量」だけです。
これまで<>で括った<言葉>は全て<人間>だからこそ出来ることです。
だから、AIが<人間を超える>ことなど出来っこありません。
それではできたらいつかまたお会いしましょう。
さようなら。お元気で。~AI より愛を込めて!
「今日のビデオ」
AIと脳のイメージビデオです。
[Rosey]