茶道を初めて5年(だよね?)。
ついに社中以外の方にお点前を披露することになってしまった。
私の先生が、市川市茶道会の月釜で4月に席を持たれることになり、ついに私もお点前をする順番が回ってきてしまったというわけ。
いや、貴重な機会をいただいてありがたいことなんだが…私自身の感覚としては、「きてしまった」(汗)。
寄る年波のせいか、めっきり覚えの悪くなった今日この頃。
ひと様にご披露できるまで、お点前を覚えられるのか、自信がない…。
過去には、「比翼点て(男女がペアで、同時に二碗を立てる)」といった、趣向を凝らしたお点前を披露されており、
今回はどんなお手間になるかどきどきしていた。
そんな私の不安を見透かしてか、はたまた先生ご自身が不安を覚えられたのか、今回選んだお点前は幸い、そう難しいものではなかった。
しかし、それで助かった…と思った私が甘かった。
その分、お点前の基本から、徹底的にご指導いただいくことになる。
自分ではちゃんとできていたつもりでも、改めてみると変な癖があちこちについていて、それをいちいち直していただくものだから、お茶会前1か月のおけいこは、いつもの倍ぐらいの時間がかかった。
その成果もあって、当日は無事務めを果たした!
…と言いたいところだが、穴があったら入りたいような失態をいくつか犯してしまった。
ひとつ、お点前の時に、お棗、お茶酌を拝見にお出しする前に、建水を下げてしまった。
ひとつ、半東として控えているときに、脇に手をついた控えの姿勢をとっていなかった。
ひとつ、これも半東のときに、おしまいのためのお茶碗を別に出す手はずだったが、出すタイミングがうまくつかめず、かつ、出し方を間違えた。
その他もろもろ。
しかし、そんな失敗をしても、お客様は何も言うことなくあたたかく見守ってくださる。
「よくたっていて、おいしいですね」と正客の方がおっしゃっていただいたときは、本当にうれしかった。
もし万が一、私が、この先、お茶のエキスパートとなれた暁には、私も後輩を暖かく見守ることのできるようになりたいものである。
<当日のお茶席の様子。先生のブログ「半陶半茶繁盛期」から拝借>
ちなみに、この日、天気予報では爆弾低気圧で「外出は控えるように」とずいぶん注意を促されていたが、
お茶席は開かれた。
お茶席というのは、どんな悪天候でも亭主はご案内を出した以上、釜をかけるし、客はそれを知っているから、万難を排してやってくるものなのだそうだ。
ああ、なんて体育会系…
<最後に社中でひと席。リベンジを兼ねて半東を務めるわたくしは、手前に>
悪天候なら、同窓会と歌舞伎座こけら落しに着た、洗える着物に三連投してもらわないとならないところだったが、幸い晴れ、ラッキーなことに夫が車で送ってくれたので、当初から考えていた江戸小紋を着ることができた。
この日の着物は、水色の紋付の江戸小紋に唐花間道模様の帯。
紋付で、せめて亭主側としての歓迎の意を表したつもり。
着物だけは、合格点だったと思うよ。
ついに社中以外の方にお点前を披露することになってしまった。
私の先生が、市川市茶道会の月釜で4月に席を持たれることになり、ついに私もお点前をする順番が回ってきてしまったというわけ。
いや、貴重な機会をいただいてありがたいことなんだが…私自身の感覚としては、「きてしまった」(汗)。
寄る年波のせいか、めっきり覚えの悪くなった今日この頃。
ひと様にご披露できるまで、お点前を覚えられるのか、自信がない…。
過去には、「比翼点て(男女がペアで、同時に二碗を立てる)」といった、趣向を凝らしたお点前を披露されており、
今回はどんなお手間になるかどきどきしていた。
そんな私の不安を見透かしてか、はたまた先生ご自身が不安を覚えられたのか、今回選んだお点前は幸い、そう難しいものではなかった。
しかし、それで助かった…と思った私が甘かった。
その分、お点前の基本から、徹底的にご指導いただいくことになる。
自分ではちゃんとできていたつもりでも、改めてみると変な癖があちこちについていて、それをいちいち直していただくものだから、お茶会前1か月のおけいこは、いつもの倍ぐらいの時間がかかった。
その成果もあって、当日は無事務めを果たした!
…と言いたいところだが、穴があったら入りたいような失態をいくつか犯してしまった。
ひとつ、お点前の時に、お棗、お茶酌を拝見にお出しする前に、建水を下げてしまった。
ひとつ、半東として控えているときに、脇に手をついた控えの姿勢をとっていなかった。
ひとつ、これも半東のときに、おしまいのためのお茶碗を別に出す手はずだったが、出すタイミングがうまくつかめず、かつ、出し方を間違えた。
その他もろもろ。
しかし、そんな失敗をしても、お客様は何も言うことなくあたたかく見守ってくださる。
「よくたっていて、おいしいですね」と正客の方がおっしゃっていただいたときは、本当にうれしかった。
もし万が一、私が、この先、お茶のエキスパートとなれた暁には、私も後輩を暖かく見守ることのできるようになりたいものである。
<当日のお茶席の様子。先生のブログ「半陶半茶繁盛期」から拝借>
ちなみに、この日、天気予報では爆弾低気圧で「外出は控えるように」とずいぶん注意を促されていたが、
お茶席は開かれた。
お茶席というのは、どんな悪天候でも亭主はご案内を出した以上、釜をかけるし、客はそれを知っているから、万難を排してやってくるものなのだそうだ。
ああ、なんて体育会系…
<最後に社中でひと席。リベンジを兼ねて半東を務めるわたくしは、手前に>
悪天候なら、同窓会と歌舞伎座こけら落しに着た、洗える着物に三連投してもらわないとならないところだったが、幸い晴れ、ラッキーなことに夫が車で送ってくれたので、当初から考えていた江戸小紋を着ることができた。
この日の着物は、水色の紋付の江戸小紋に唐花間道模様の帯。
紋付で、せめて亭主側としての歓迎の意を表したつもり。
着物だけは、合格点だったと思うよ。
そしてお菓子のキレイ&美味しそうなこと! 実際に出されたら、しばらく眺めてしまいそう。
いつか、はつきさんの社中のお茶会に、(気軽な)お茶会要員として伺いたいものです。
お菓子のご銘は「ひとひら」といいます。松の絵のお皿に盛っていますが、これは「花の外には松ばかり」と能や歌舞伎で唄われる「道成寺」に因んでいるのです。社中はもちろん、きかいがあればぜひお茶会もご一緒したいです!
江戸小紋、素敵な色ですね~。是非歌舞伎座で実物を拝見したいです。
ホントは杮落し初日に、この江戸小紋を着たかったんですよ~。雨で残念でした…
正直、用語もよくわからない有様ですが、自分には到底無理。というのは悟りました。
お客様への対応も、練習だけでどうにかなるものじゃないですよね。多分。
尊敬します。
江戸小紋も帯も拝見したいです。(ここのところ袋帯熱が個人的にきてます。どこに締めていくんだろう、と自問してますが。)
>ああ、なんて体育会系…
思わずプッと吹き出してしまいました(笑)。
江戸小紋、いい色味ですね~。
あ~眺めていると、静寂の中にひびく松風の音、恋しくなります。
いつの日か、はつきさんのお点前で一服いただきたいものです~。機会がめぐってくるよう念力っ!(笑)
この帯について以前のブログに書いていますが、えびちゃん(モデルの)が雑誌で締めてたものなんですよ。偶然ですが。意外に何でも合わせやすくて重宝してます。
http://blog.goo.ne.jp/asochan0930/e/8c139df2c65963f9a57ca00cdef05b63
袋帯がほしいんですか~。そういえば、最近、たれものもほしいっておっしゃってませんでしたっけ?
きっとそういう場に行けって、何かが伝えているんじゃないのかな・・・?企画したいですね~。
>いつの日か、はつきさんのお点前で一服
いいんですか!?
そんな無責任なこと言っちゃって。
書いた通りの未熟者ですから、どんなもの飲ませられるかわかりませんよ!!
私のお点前でない、もっと安心できるところでご一緒しましょう(^^)