さいきんてあのね

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日本にひたるのいちにち そのいち 東寺~南座経由の三条会商店街

2012年05月19日 | 京都ぶらり話

今日は朝から こちらにお邪魔してます。

来週末までやったー!と朝っぱらからやってきたのが東寺。

 宝物殿で開催中の「東寺の法会用具」、こちらを拝見しにうかがいました。いつも弘法市でにぎわう東寺に来る事が多いので、今日はがらんと静かでこれもいいんですよね

今回、こちらで展示されていたのは昨年新しく重要文化財に指定されたものなど。

行道面がね、ポスターにずらり並んでいるのですが実物みたかったんです。

こういう行事に使われるお面てすごいでしょ。目とか、表情とか。

でここまできて、いきなり思い出しました。

あたしはこの宝物殿が苦手だったのです。

それを2階にあがるときにいきなり思い出したんです。実は10年以上前、母と弘法市に来た時、ついで気分でおじゃました宝物殿。2階にあがったときにはじめて拝見したのが千手観音さまです。

ここの千手観音さまを観られた方は多分わかってもらえると思うんですがものすごく近くてすごい圧迫感なんですよね。他にも並んでるんだけど白い部屋にいるからよけいに迫ってくる感じが強くて。初めて仏像をみて怖かったんです。怖くて壁にへばりついて無意識に手を合わせたんですよ。

で、後から崇拝とか信仰心とかってこういう言葉とかであらわすものじゃなくて無意識に手をあわせてしまうような「何か」があるからなのかなと思って、そこから寺社仏閣や、仏像に興味がわいて来たんです。

2階にあがるとそれを思い出して、千手観音さまがおられる部屋の開けっ放しの扉からちらっとみえるお姿がもう怖くて、そこには入らないようにしよう、と思ってみないフリして他の展示をみてたんだけど、なんかね、壁の向こうから見られている気がして気になって結局はいってしまいました。

やっぱり怖かった、ほぼ、お顔はまともにみられなくて怖くて逃げるように帰ってきました。うーん、唐招提寺の千手観音さまも、祇園閣でものすごい距離で拝見した仏像も、全然怖くなかったのに、なんでここだけこんなに怖いんだろう~。あれですかね、前世でなんか相当なことをやらかしてるんですかね。

あー怖かった~。と思いながらちゃんとお参りだけしていこうとお散歩してたら、修学旅行生やら観光客の間でお掃除をされてる方がおられました。 ん?なにやら白いラインをひいてる。なんだろう~とじーっとみてたら、なんか見覚えのある感じ・・

あ!!あさっては21日で弘法市!弘法市の露天の区画割りでした。2日前からこうやって準備していかはるんや~いつもありがとうございます。 

ふと、そういえば東寺さんは、以前初めて「都七福神」をしたときにたまたまお邪魔した日にこちらの後七日御修法の行事に偶然遭遇して、感動したお寺でした。(この時の日記はこちらです~)このときにお参りしたいろんな偶然や出会いから御朱印をいただくようになったんだなあ。となると今のあたしの寺社仏閣うろうろと、御朱印集めはすべて東寺さんのおかげなのか。(そもそも京都の市めぐりが好きになったのもこちらの弘法市からだった)うーむ。あたしにとって東寺さんはちょっと別格なのですかね。毘沙門さまだしなあ。

さらに、今日はこのかたもものくごい至近距離でみずあびされてました。

こんな近くでおあいするのも初めてよね。

朝、一番におじゃました東寺さん、お天気もよかったのできもちよかったです。

またお邪魔しますね。

でも宝物殿は、ちょっとこわいので、またしばらく立ち寄らないようにしよう。観智院とか講堂とかは大好きなのになー

さて。次は市バスに乗って一路京阪四条へ。

 南座にやってきましたー

ここで母りょうこと合流。現在南座では坂東玉三郎さまの「ふるあめりかに袖はぬらさじ」を公演中。来月は演目をかえてはいるものの玉三郎さまお公演です。

でも、今日はお芝居をみにきたのではありません。こちらで開催中の「玉三郎美の世界展」を拝見しにきました。

初の試みらしく、南座のロビーなどを使って玉三郎様の貴重な衣装などが展示されているこの「世界展」上演中と開演前の時間を除いて1000円で、みせていただけるのです。これ、すごくうれしいですよね~

ということでおじゃましました。玉三郎さま大好きな母に衣装の事とかいろいろ解説もらいながら(衣装は男性身幅だから広いとか、それでも女形なので華奢にみせないといけないから袖を長くして、指先だけが袖から出るようにできてるとか、小道具は少し大きめなものを作ってご自身の体を小さくみせるのだとか。)

豪華な刺繍や重そうな衣装に感動しました。さらに玉三郎さまの楽屋再現とかプライベートの写真も。

実はこの展示、フラッシュ撮影や、動画撮影をしなければ、普通にカメラで撮るのはOKとのことだったので、恥ずかしながらケータイで、ぱちぱち撮らせていただきました。

いっぱい撮りすぎたので

 

こちら、にまとめました~順番が前後してるのもありますが(汗)よろしかったらどうぞ。

ほんとに美しかったですよ~

この展示南座の「ちょっとした空間」全部を使っているので1階から3階までくまなく展示スペースがあって、歩きまくります。ちょっと膝が弱いうちの母が、「しんどくなったー」と言っていたら、係のおねえさんが順路とは違う、歩きやすい回り方もご案内いただきました。

おまけに迂回しないといけないところでは、他の係のおねえさんが開演前の座席を横切らせてくださったり、舞台セットもみせていただいたり(もちろん遠目ですけどね)ちょっとした質問にもこころよく応えてくださったり、スタッフの方がほんとに素敵でした~

(さりげにみなさん図録を持ってたっていたので「宣伝かい」と思ってたら、回りながら図録を観てみたい方へのサンプルを持っているだけでした、買うなら1階でしか買えなかったのです。いやらしい見方をしてすみません。。

これで1000円でいいんですかー!といいたくなる内容の豪華さ、来月上演演目がかわると展示衣装も一部入れ替えがあるらしいのです。ニクいー!

大満足でした。

 

さらに。次があるんだよー それは そのに につづく 

ブロガーとして京都ネタをアップすることになりました~。
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
攘夷とタイムマシーン (村石太レディ&チマエ)
2013-01-03 20:26:31
板東玉三郎 ふるあめりかに 袖はぬらさじ で
プログ検索中です。その感想を コピーして 貼っています。
先ほどまで このお芝居を テレビで 観ていました。
セリフ中心?のお芝居で 面白かったです。
板東玉三郎さん 人間国宝なんですね。見事な女形ですね。有吉佐和子さん著ストーリー的には 幕末の芸者の話しで かなり ツライ話しですね。
藤吉が 言う あの訳の言葉を亀遊は どんな気持ちで聞いたのかなぁ?
商売のため お園は どんな気持ちで 亀遊の話しを最大デフォルメして 語りつづけていたのだろうか?
亀遊の真実の苦労した人生と商売にされた亀遊の作られた人生話。人は どう生きるか だけれど~。その時代背景の世で 悲しみの中で死んだ女と 悲しみを背をて生きた女。
しかし板東玉三郎のセリフ回しは 最高ですね。
舞台俳優は大変ですね。DVDになるかなぁ。
演劇同好会(名前検討中 ふるあめりかに袖はぬらさじを語る会
私は ページを 持っていません すいません。
返信する
ありがとうございます (朝来オーナー)
2013-01-04 21:17:34
コメントありがとうございます。
本日テレビ放送があったんですよね。

わたしは舞台というものは生ものなので、DVDや、ビデオで小さい画面のなかでみるのはあまり好きではありません。
お金は確かにかかりますが、
目の前でこの瞬間に演じている役者さんとの空気を感じていただきたいです。
物語をみて、いろいろ考えて答えは、それぞれが見いだすものだと思います。

是非、舞台行って下さいね。

そしてこういう感想は、他人の書いたブログに貼付けるのではなく、是非ご自分でそういう場を作ってそこで語って下さい。
他人のブログに貼付けても正直何の意味もなしませんよ。
返信する

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