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最終更新日10月19日 今日の宇宙 ------下の記事と同じです
最終更新日10月18日 火星探査情報 -----多数の探査情報から
最終更新日10月15日 地球観測 -------温暖化対策中心に
最終更新日10月17日 ハッブル宇宙望遠鏡 --最新の発表から
最終更新日10月 9日 ジェムスウェブ宇宙望遠鏡 -最新の発表から
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< 待 機 中 > 宇宙ステーションは今 --日本人飛行士滞在期間
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<今日のテーマ>: NASA、新しいNOAA環境衛星打上のプロバイダーを選択
NASAは、米国海洋大気庁(NOAA)のクイックサウンダーミッション(QuickSounder mission)の打上げサービスを提供するために、テキサス州シーダーパークのファーヤーフライ・エアロスペース社(Firefly Aerospace, Inc)を選んだ。
この選択は、専門かつ乗合わせの---ライドシェアーかつ打上専門の---挑戦クラスの会社(VADR:Venture-Class Acquisition of Dedicated and Rideshare)との、NASAの打上げサービス契約の一部である。この契約により、 VADR の5年間の注文期間中に固定価格の無期限配送/無期限数量の落札を行うことができ、すべての契約での最大合計額は3億ドルになる。
クイックサウンダーミッションは、 NOAA の将来の低軌道プログラムのための次世代衛星アーキテクチャをサポートし、NOAA の国立気象局、米国の気象業界、および世界中の他のユーザーにミッションクリティカルなデータを提供する。
クイックサウンダーは NOAA の地球近傍軌道ネットワーク(NEON)の初めての小型衛星である。 NASA と NOAA の共同作業である NEON は、天気予報、災害管理、気候監視のための地球観測機器を備えた中小規模の衛星を迅速に構築することにより、新しい地球環境衛星システムを開発するための新しいアプローチを提供する。その打上げ準備日は2026年2月である。
NASAは、NOAAの衛星の開発と打ち上げを管理している。ミッションリーダーとして、NOAAは資金と技術要件を提供し、打上後の運用を管理する。NASAとNOAAは、商業パートナーと協力して、ネットワークの宇宙船と機器を設計および製造する。
<付記>: この記事は、先にこのコーナーでも取り上げた通り、これまで探査機開発者が並行して打上ロケットを開発し管理してきたのと異なり、他の民間の打上専門の組織がロケットを開発し(例:スペースX)、かつ、今後は相乗り(ライドシェア)の形で参加者を募集する(例:この記事)、新しい動きを紹介するために取上げました。記事にある2026年ごろは、それが当たり前になっているかもしれません。本格的な“打上ビジネス”の到来です。
<出典>: Tiernan P. Doyle(著者名です)