すでに人気のあるものに夢中になることより、
自分ならではの好きなものに夢中になっていることがどうやらとても好き。
もちろん、好きなものに夢中になっていることは人気があってもなくてもどちらも素晴らしいことなのだけれど。
いっときのブームにのって、みんなが素敵だと取り合うものより、
私は自分の好きを、
こんなに素敵なんだよー!!
って叫んで、他の人を振り向かせていたい。
伝統工芸にしろ、着物にしろ、
今の流行り、人気ではない、
価値あるものを見つけて、
ワクワク魅力を楽しんでいたいのだ。
そうなると、私はもしかして、
伝統工芸や着物に、今のまま、そこまで人気がないままでいて欲しいのか?
人気が出たら嫌いになってしまうのか?
と、不安にもなる。
まあ、それは本当に人気になってから考えたらいいことなんだけど。
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写真は、京都伝統産業ミュージアムにて。
さて、今日も家紋の根付制作。
彫りの作業は終わったけれど、
ここからが結構ながいんです。