見出し画像

伊勢根付職人 梶浦明日香の『手のひらの幸せ』

左馬の根付

先日、
まだこんなにコロナが騒がしくなる前、
お正月の様子が色濃く残る中、
中部電力会長の勝野さんに
ご注文いただいた作品をお渡ししました。

大切な後輩への贈り物にしてくださるそう。



ありがたいです。





こちらの作品は、
左馬の縁起物の下に瓢箪を彫った根付です。

こちらの作品を見て、
すぐに意味がわかった方、すごいっ。




まあ、左馬の縁起は
よく知られているのでいいとして、
こちら、

『瓢箪から駒』

を意識して制作しております。
下記のサイトの言葉を一部ご紹介しますが、



「瓢箪から駒」の「駒」は実は「馬」のことです。昔、中国の仙人「帳果」が各地を白馬に乗り放浪していた時のこと、旅の疲れを癒すために休憩をするも、大きな馬の存在に困り果て、挙句の果てに馬を小さな瓢箪の中に入れてしまったという話です。

そして、旅を再開する時、また大きな馬を小さな瓢箪から出したことから「とんでもないことをする」意味で「瓢箪から駒(馬)」という表現をし、広く使われるようになったと言われています。





そう!
瓢箪から駒はそもそも
馬を瓢箪の中に入れる話しからなのです。

駒でもあり、馬でもある
左馬が瓢箪から出てきた様子を表現することで、
“とんでもないことをする”

偉人を表して制作しました。


これを送られる後輩という方が、
それはそれは、
素晴らしい
“とんでもないことをする”
方。ぴったりだなぁと彫らせていただきました。

(写真掲載ご了承いただいています)


気に入ってもらえると嬉しいな。



さて、今日はこれから名古屋タカシマヤさんでの搬入。
凛九みんなに会えるの嬉しい。

明日から16日まで、頑張ります!!


名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事