説明しなくても見たままで、レコードクリーナーである。
舶来製品である。 イタリー製
日本で作ってもよさそうなものだが、今から思うと良い布が手に入らなかったのではないかと、
でも、こすればこするほど埃が集まってきて苦労した。
そこで下の製品を手に入れたのである。
これはレコードプリーナーという。
日本ではレコードクリーナーと言うのであるが、外国ではプリーナーと言うのかと当時は不思議に思っていたが辞書で調べると「整えるもの」らしい。
中心に穴の空いたチューブが入っていて、そのチューブの中にスポンジが詰めてありスポンジに水を吸わせて使うのである。
水分が布の表面に湿気を与えて静電気を抑えると聞いた。
なにやら英語で書いてあるが、英国製で英国と米国の特許をとっているらしいことは私にも分かった。
ケースに入っていて分かりづらいが本体の写真は次の機会に載せることにする。
イタリー製のものよりも使い勝手は良いが、通り一遍では綺麗にならない。
職人はだしの「コツ」がいるのである。(笑)
オートマチックのプレーヤーも使ったが、その機構に金がかかっていたので金額に見合った音は出なかった。
機械は単純な物に良い物がある。 と、分かってきた。
中の芯に、小さな丸い穴あきの透明チューブが使用されていて、そこに綿が仕込んであるんですよね。
本体のスポンジ(ビロードの下地)は、黄色だったと記憶しています。
芯に含ませる水の量が微妙で、ジャブジャブに含ませるとレコード面まで濡れてしまって失敗したこともあります。
でも当時のLP派にとっては必須アイテムでしたよね~。
本当に懐かしい。
今、我が家では変哲ないナガオカ製のレコードクリーナーを使っています。
1~2周レコードを拭いて、最後に「ハァ~」と息を吹きかけて埃をさらう感じです。
でも、このディスクプリーナーはもう一度使ってみたいな。本当にいい製品でした。
ファンは、中芯がダメになっても芯ナシで使い続けているそうですよ。単純だけど、本当にいい製品だと思います。
そうです、そうです
いつ「ハァ~」とするか
これが「コツ」なんだなー