きぐ忘却さんから新たな種類のレコードクリーナーの紹介があったのでそれらについて記録します。
「黄色い粘着ゴム様のクリーナー」
私が使ったのは、謄写版印刷のローラーを小さくしたような形をしていて、レコードに押し付けて盤の上や溝に入っているほこりやごみをローラーに写し取る方式で
黄色いローラーを外して水洗いできる。
というもので、たしか「ナガオカ」製だった。
初めのうちはゴム状のものが柔らかくべちゃねちゃしてレコードが剥がれてきそうなくらい粘っていたが、水洗いを続けるうちにスベスベになりごみも着かなくなった。
ので、捨てた。
写真のものは、単3電池4本でモーターを駆動するもの
スイッチを入れると、レーベルのところをゴムローラーが回ってレコード上をぐるぐる回る。
回りながら溝の上をブラシが回ってほこりを掻き出しほこり収納室へ集める。
放電電極があり、回転しながら+-イオン発生方式により除電する。
通常はターンテーブル上で使うが、写真のように置き台の上でも使える。
日立のオーディオブランドであるLo-D製である。
ローディとはローディストーションの略とのこと。
喫茶店では、レコードプレーヤーの防塵カバーも使わないしレコードも片手で持っていた。
当然レコードクリーナーなんてものは使わない。
なんか音が軽いナーと思ったら、針にごみがついて溝から外れかかっていたってこともある。
放送局のブースみたいにしている店もあったらしいが雰囲気が壊れるね。
カウンターでサイホンでコーヒーを落としながら、「次何かける?」って言いながらジャケットを選び、レコードを取り出し、後ろを向いてプレーヤーに乗せ針を下ろす。
客はレコードが回るのを見ながら、立てかけられたジャケットを見てコーヒーを飲んでいる。
喫茶店にとっては、所詮レコードは消耗品
でも、ジャリジャリして聞けなかった、なんてことはなかったナー。
クリーナーのような製品はレコードを大切にするアマチュア用マニア用であろう。
確か、スプレーをふきかけて
ローラーじゃないクリーナーで拭き取る感じ
だったかなあ。
レーザーディスクをはじめて掃除する時に
放射状にふくんだよって言われて
ドキドキしたもんです。
でも、レコードのジャケットのサイズって
絵画的にもディスプレイするには
良いサイズだったなあって思う。
先日、CDでエマーソンレイク&パーマーの
「恐怖の頭脳改革」を入手したけど
小さくてちょっと寂しかったなあ。
懐かしいなー
弟が聞いていたのを借りたのは
たしか「展覧会の絵」だったかなー
クラシックからロックへ転向したんでしたよね