「断捨離」という言葉が世に出たのはおそらく2009年
すっかり一般名詞になりましたね。
あの当時
本の新聞広告を見て
「あぁ、私がしているのは『これ』なんだ!」
と
スッキリしたような
嬉しいような
自分の行動に簡潔な名前で定義付けされることだけで
心のもやもやが軽くなったことを
未だにはっきり覚えているけれども
それから十余年(遠い目)。。。
きっと私だけじゃないですよね。
モノを手放すのに踏ん切りがつかない人。
けれども
ここにきてようやく勢いがついたのにはいくつかの理由が。
十余年経って、劣化して使えなくなった品々があることに気付いたり
いつか来るらしい天災に備えて身辺をすっきりさせたかったり
視覚のノイズを減らしたかったり
一番の理由は
自分のモノはいつかは自分で始末しなければならないことに
気付いたから。
自分の人生が半ばを過ぎた今
その「いつか」がはるか遠い未来ではないことに
気付いたから。