今年もやってまいりました。
北大祭。
最初、雨もパラついてましたが…
やがて汗ばむような陽気になりました。
学祭の華と言えば模擬店。
そして、その模擬店の中でも特に楽しみなのが、留学生の皆さんの模擬店が集まる「IFF」。
「インターナショナルフードフェスティバル」と言うだけあって、実に様々な国の料理が並ぶ訳です。
では、今年も味の世界旅行を。
バングラデシュのポロとチキンカレー。
パラパラなご飯に、カリカリのニンニクチップらしきものや薬味が載っていて、そこにチキンカレーを染み込ませつつ食べる。
実はバングラデシュのカレーは毎年楽しみにしていて、今年もとりあえず最初にチキンカレーを…と思ってたら、売り子のお姉さんが「このポロと一緒のチキンカレーの方がオススメ」と。
素直にそれをお願いしたら…凄く美味しい。
この水分の抜けたご飯が、チキンカレーを吸い込みまくるんですが、薬味のカリカリ感は残ってて、何とも絶妙な食感。
美味しいモノに出会うには、素直に地元の方に従うのが一番だなと。
これも今年、特に美味しかったメニュー。
ベトナムのバインミー。
柔らかめのバゲットに、焼肉とキュウリなどの生野菜、日本で言うところの「なます」のようなものを挟み、仕上げはパクチーにチリソース。
酸味と辛さと野菜の食感、焼肉の食べ応え。なますの存在感が良いですね、特に。
タイのパッドタイ。
店頭には「パッドタイ」と書かれてたんですが、つまりは「パッタイ」ですかね。エビの旨味溢れる焼きそばは、IFFの定番メニュー。
アフリカのチキンムチョナ。
鶏の胸肉をスパイシーに焼き上げたもの。ビールが欲しくなります。
中国の小籠包。
熱々。これはもう、プロの味でしかないですね。
ウイグルのラムの炭火焼き。
ウイグル料理は初めてのような。シンプルな味付けの羊肉を、割と大きな金串に刺して炭火で焼いてました。
「この金串ごと食べるのがウイグル流です」と、言われたのですが、周りの視線も気になるお年頃なので(笑)、金串から抜いていただきました。
パキスタンのチキンティッカマサラ。
これも何だか毎年食べてる気がします。これまたビールが欲しくなります。
インドのチキンカレー。
これまた定番。カレーの食べ比べが出来るのがIFFの醍醐味のひとつ。
そしてデザートタイムに突入。
フィリピンのバナナキュー。
その名の通り、バナナを揚げたようなお菓子。周りがカリカリでカラメルソースの様な味で、まさに「キャラメリゼ」された感じ。何か何本でも食べてしまいそう。
ポーランドのキシェル。
チェリー味。ポーランド伝統のお菓子らしく。ゼリーのようなお粥のような、不思議な滑らかさ。
ペルシャのバスログ。
これまた伝統のお菓子だとか。サフラン風味のお餅っぽい感じ。
そして、台湾のタピオカウガンティーで締める。
以上、12ヶ国を制覇。
最初から炭水化物系で飛ばしすぎたせいか…思いのほかお腹が膨れました。
σ(^_^;)
もう少し何品か行きたかったんですけどね。ナシゴレンとかパエリアとか。
膨れたお腹をさすりつつ…
鉄道研究会の展示を観に行くのも毎年のパターン。しっかり入場券をくれるんです。
今年はちゃんと車掌さんがいて、「拝見します」とか言いつつ、入場券に改札のパンチを入れてくれました。
模型が並ぶのはもちろん…
「研究」の成果もしっかり。今年はJRの廃線問題を取り上げてました。
今年も老若男女、家族連れ、友達連れ、カップルと、沢山の人で溢れていた北大祭。聞けば、三日間で最終的に九万人が来場したとか。
しっかりと地元に愛されてるイベントですね。