新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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シリーズ働く船舶:海洋汚濁防止装置船「せいわ」

2018-04-10 18:02:46 | 働く船舶
久しぶりの「働く船舶」シリーズです。
3月29日の横須賀沖の「ヒメウ」撮影中に見かけた船です。台船かとも思いました。船名とか番号が見つからず長い間探しておりましたが、先日やっと判明したので報告します。「海洋汚濁防止装置船」と言う大変特殊な船です。


遠目に見かけた全体画像です。


同じくデッキと思われるところのアップです。


海岸を移動したのでデッキをアップしました。船名等手がかりになるものは見つかりません。

手がかりなく、船型も台船らしいと言うだけです。結局、東京湾を航行する船舶をウオッチされているHPを見つけ、その中に報告されている多数の船舶の中からなんとか同じ船を見つけることができました。その情報を参考にいろいろ調べてみると大変面白い、そして特殊な仕事をする船だと分かりました。

〇大新土木株式会社所有 海洋汚濁防止装置船 せいわ 全長144m
非自航船で港湾や浚渫工事で発生する土砂を海洋投棄する仕事をする船です。浮きドックのような構造で、土砂を投棄する目的の船をゲートを開けて船内に入れ、台船の喫水を下げてから土砂船から台船の船底の四角い穴から投棄すると、海を汚濁することなく海底に土砂を投棄できる仕組みになっているそうです。

大変珍しい作業船ですので、色々な方が写真を撮影しています。その写真と私の画像を比較しますと、かなりこの日は喫水が下がっています。
多分土砂を投棄している作業中でしょうか。本船を建造中のドックで見つけた方がいらっしゃって、船底に大きな四角い穴が開いているのを見つけ、何をする船かお分かりの方わいらっしゃいませんかと尋ねていました。その後判明し多くの方が報告されています。

私は初めてです。感心するやらびっくりするやら。久しぶりに勉強になりました。


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