最新鋭護衛艦 FFM2「くまの」にはいろいろ新しい装置が設置されています。本編で紹介したアンカーカバーも珍しいと報告させていただきました。念のためと一通り完全体を撮影しておきましたが、それが本日役立ったことがYouTubeで紹介されていた画像があったので追加で報告いたします。
YouTubeを何気なく眺めておりますと、「くまの」の出港準備などが紹介されていました。その時くまのに並ぶように係留されていた中型?の作業艇が写っておりました。ステルス艦ですから、ハンガーといいますかクレーンなどもなくどうやって艦に収納するのか気になりました。勿論作業艇には「くまの」と艇尾に書かれていました。乗員は3名乗っていました。
作業艇が反転してくまのの艦尾に向かいます。良く見ると、艦尾が開いているのです。水際から大きく上に扉が開いているのです。そして中からゴムの車輪やローラなどがいくつも並んでいてそれが奥まで続いている台車のようなものが出てきました。その台車が水面に向かって傾斜が付いています。その台車は奥に向かって中央で左右が折れ曲がっています。作業艇の船底に合わせてあるのでしょう。
その台車に作業艇が乗り上げました。ロープで引き上げるのではなく、見ていると台車の車輪が回転して作業艇を奥に送り込んでいるようでした。勿論作業艇のへさきからロープが艦内に巻き上げなれてているのでしょうが。作業艇が艦内に収納されると、跳ね上げられていた扉が素早くおりてきて閉じられました。数分の出来事です。
その艦尾の扉を撮影していなかったか調べると、幸運にもありました。それがここです。
「くまの」と書かれた船尾の部分です。上部の4か所の丁番があります。ここで上に跳ね上げられるのです。
大きさを想像していただくためアップの画像です。作業艇は中に収納されているのでありません。さて、左の扉は何でしょう。また宿題が増えました。