横浜石川町に10時ずぎに所要があり出かけました。10時半から30分で終わり、さてどうしようかと元町の方へぶらぶらと。久しぶりに中華街へ足が向きました。午前中からぞろぞろ歩いているのは修学旅行か遠足の高校生です。このまま歩けば関内か桜木町です。久しぶりに関内駅前の「泉平」のいなり寿司を買うことにしました。
創業天保十年の泉平です。HPによると:
ぺリーの黒船来航以来慌てた幕府は日米修好条約を結び、横浜開港となり、横浜は貿易も興り地方から集った生糸商人、仲買人、外国人で、賑わってきました。
その頃江戸の札差泉屋平佐衛門は、機を見て横浜に移り掘割川の土手で葦ず張りの屋台に人夫商人相手の江戸前寿司で大いに評判をとり、又二代目は高野山参詣の祈伝授されたいなり寿しを商い繁昌したと伝えられています。三代目は明治中頃横浜寿し組合設立起人の一人として、功績ありと云われ、その後数代にもわたって関東大震災や食料統制にもめげず頑張り、古いのれんと伝統の味を守り、戦後発展礎となりました。尚、泉平の井桁のマークは札差しの時佳友家に気に入られ、使用を許されたと云われます。
いなり寿司3本(半分に切って6個)購入。昼前だったので店員に、夕飯に食したいのだけど大丈夫と聞きますと大丈夫です、ただ冷蔵庫に入れるとご飯が固くなります室温で置いてくださいとのことでした。実は先週の採血の結果を午後4時から聞きに行く予定にしてました。一旦自宅に戻るのも面倒で、時間をつぶしながらカバンに入れて持って歩いておりました。
先ほど戻りブログを書いてから食するつもりです。
コクのある甘く煮られた油揚げに、酢と御飯のバランスが良く合い、甘味と辛さが絶妙です。更にその独特の形は一本が細長く、それを2つに切ってあります。