指輪のサイズ直しについて

2011年11月10日 | オーダー

リングのサイズ直しが立て続けにあったので、今日はサイズ直しのお話です。

これがなかなか難しい

お店で買われる時にリングゲージでサイズを測ると思いますが、

測る時間によって指の状態が違います。

一般的に夕方はむくんでいることと思います。(その分を考慮して測ってください。)

あと買われるリングとリングゲージの幅が大幅に違っている場合も考えなくてはいけません。

一般的に幅広のリングは細いリングに比べて皮膚を覆う面積が多いので圧迫感を感じます。

なので、少し大きめに作ると良いでしょう。

ただ、そうとも言えない場合があります

リングをひっくり返してみますと、裏抜きしてある場合があります。

指のお肉が逃げる場所です。

こういうデザインの場合、それほど圧迫感は感じませんので、ぐるり1周

皮膚に密着する幅広リングほど大きめに作らなくても良いのです。

後、注意しなくてはいけないのが、

リング部分が細くて大きな石(パール等)がついているような上が大きいデザイン。

ピッタリに作るか、気持ちきつめに作っておかないと、バランス的に回りやすいです。

インターネット等で購入する場合、お手持ちのリングと同じサイズでと思うかもしれませんが、

お手持ちのリングと購入するリングの形状を見比べて考慮すると良いかと思います。

指は細いけれど節が大きい方は細いリングだとくるくる回ってしまうので、

幅広リングを選んだ方が良いでしょう。

補足ですが、リングゲージでサイズを決める際抜けなくなって慌てた経験がありませんか?

そういう時は手を上にあげて抜いてみてください。

それでも抜けない場合はハンドクリーム等を塗ってください。

くれぐれも無理は禁物です