美しいぼろ布展

2015年07月11日 | 日記

恒例のワークショップも近づき

ちょっと予行演習。

子どもの着古したショートパンツ1着を

使用してオリジナルトートバッグに変身!!

小学生相手なので、子ども目線で作ってみました。

(接着はまだしていませんがこんな感じかな・・・と)

裏は一時イカになりかけたロケット。

(何も見ずにロケットを作ろうと思ったら意外に難しい!!)

そんな今日この頃。

うってつけの展覧会があったので行ってきました。

「美しいぼろ布展」

アートで作ったものでなく主に青森で実際使用されてきた

ぼろ布の展示でした。

ほころびては繕い、寒さをしのぐためにぼろを重ねて縫った

実用品ですが、見方によってはアート。

BOROは世界のアート・シーンでも通用する言葉に

なりつつあるという事でした。

ー風格のある1枚ー

(1着の着物を何世代にも渡って着たのだそう。)

最先端のデザイナーさんの洋服にも見えます。

ぼろ布のコラージュ 

肌着だそうですが、最近の配色っぽく見えませんか?

この時代の方も必要に迫られての中でも、

おしゃれ心を持って作っていたに違いありません!! 

よく見ると補強のためにちくちくちくちく

ひたすら縫ってあります。

気が遠くなるような針仕事です。

こういう精神にははるかに及びませんが、

物をとことん生かす、大事にする・・・

結果それが唯一無二のオリジナル作品につながれば

と願ってワークショップに臨みます。

そして何よりその時間をめいっぱい楽しい

と感じて欲しいのです。