and SOROR のブログ

「ラファエル前派展」Bunkamura ザ・ミュージアム

ジョン・ウッド&ポール・ハリソンの作品展が見たい!
ってだけで東京へ行きましたが、
せっかく東京まで行ったのだから
他にも寄り道しちゃいましょう。

ミュージアムへ行こう!お江戸編 パート2


「英国の夢 ラファエル前派展」
Bunkamura ザ・ミュージアム



ラファエル前派って何?
っていうのは、私に聞かないで!!w
私もこんな名前があるの、この作品展で知ったから!

詳しく知りたい方は
ちょちょいと検索していただければ・・・。

とりあえずね、1848年、イギリスで生じた芸術家集団で
ラファエロ(イタリアの画家ね)以前の
素朴な初期ルネサンスやフランドル美術を模範とし、
ありのままの自然を正確に写し出そうとしたものらしいよ。
中世の伝説や文学などを作品の主題とするそうな。

朱晶さんがね、結構好きなのですよ。




ひらべったい感想を述べるなら・・・
美しかったです。

細部まで細かく描かれているかと思えば
意外とざっくりしたタッチもあったりして、
その微妙なバランスで
幻想的な中に、とても現実的な空気を感じました。

作品はね、よかったよ。
よかったけどね・・・
行った時期が悪かったと思う。

実は昨年、私たちは素晴らしいラファエル前派の作品たちに出会っていた。
ロンドンのTATE Britain(テート ブリテン)で。

このラファエル前派と呼ばれる人たちの作品もたくさん展示された一つの展示室に
軽く1時間ぐらいいたんじゃないだろうか。
まぁ、非常にひろーーーーーい展示室で
そこに所狭しと大きな作品が惜しげもなく飾られてるのでね
ただ見るだけでもそこそこ時間がかかるんだけど
それだけじゃなくて
その空間にずっと浸っていたかった
その空間を忘れないように自分に刻みつけたかった。
そんな感じ。

ミレイの「オフィーリア」
ロセッティの「プロセルピナ」
バーン=ジョーンズの「黄金の階段」
ワッツの「希望」
ウォーターハウスの「シャロットの女」
サージェントの「カーネーション、リリー、リリー、ローズ」
(途中からもうラファエル前派ではないのだけど)

ってな作品がずらりと並ぶ
贅沢な空間。

そんな作品を見ちゃった後なのでね、
正直・・・比べてしまって・・・
ごめんなさい。

でも、悪いことはないのよ!!(フォロー)
気に入った作品もありました!!(フォ、フォロー!?)

TATE Britainでものすごーーーーく気に入った作品の習作なんかもあって
それはまた違った意味で興味深いものがありました。

そして・・・

TATE Britainに
あの部屋に

また行きたくなりました・・・。

あぁ・・・。




この作品もよかったです。

バーン=ジョーンズ
「フラジオレットを吹く天使」

でね、このポストカードを買って帰ろうと思ったのだけど・・・

色が全然ちがーう!!!

いや、まぁ、自分の作品で痛感してますけど

印刷で色の再現は非常に難しい。

特に「透明感」のある部分は
全く違う色になってしまうことがあります。

と、そんな感じでしたw

あまりに印象が違いすぎて
買わずに帰ってきた・・・

残念。

本物の力に勝るものはありません。




さらにこちらの作品。

バーン=ジョーンズ
「スポンサ・デ・リバノ(レバノンの花嫁)」

3mを超える大きな作品なのですが
水彩で描かれているという衝撃。
全くそんな風に見えない。

すごいなぁと思っていたら
朱晶さんのアテレコ。

後ろの二人の女性。



右 「えっ!?なんて??」

左 「きこえなぁーい。」

・・・。

こらこら。

フォローしておきますが、この作品の作者
バーン=ジョーンズさん。

朱晶さんが大変お好きな方ですよ。

きこえなぁーいw



ミュージアムへ行こう!お江戸編 次回まで続きます。

きこえなぁーいww
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