and SOROR のブログ

先生と私

高校時代の美術の先生の作品展に行きました。

この先生、
私は高校1年生の時だけ
美術を担当していただいたのですが・・・

とても厳しかった!!

教え方が、ではなく、
美術なのに
授業中、私語禁止。
必要以外、立ち歩き禁止。

みんな前を向き、
シーンと紙にだけ向かう・・・

という。


絵を描く、というのは授業であっても
自由なものだと思っていました。

小学生の頃は
母のやっていたおえかき教室で
机もなく、床に画用紙を置き
そこに向かってみんなで体をぶつけ合いながら
わいわいと描いていました。

中学生になっても
割と自由な先生で
楽しい授業時間を過ごしていました。


なのに、高校の美術がコレ!?

かなり衝撃だったことを覚えています。


美術部でもあったので
部活でも先生にお世話になりましたが
部活の時はなんだか授業とは少々雰囲気が違うなぁ・・・
結構楽しいのかなぁ・・・

程度に思っていました。

1年だけだったのであまり分からないまま・・・


私が絵を描くようになってから
作品展をするたびに見に来て下さるようになって
その頃から、私も先生の作品展を見に行くようになりました。

そしたら・・・

なんだかとても楽しい。

もっと固い人だと思っていました(失礼)
いや、作品には出ますねー。

しかも、なんか、若い!(失礼)

いつも何かに挑戦していて
常に新しいものを求めている感じがします。

これまでアクリル絵の具を主として
制作されていたのですが
私が色えんぴつを使っているので
「自分も使ってみよう」と。
しかも水彩色えんぴつも使い
ただ使うだけでなく
ベースにメディウムを塗った、とか
のりにくいところにはジェッソを塗って・・・とか

え!?そんなことしたことない!
みたいなことも、どんどん試されていて
そんなお話しを聞くのがまた楽しい。


そして、いつも下さる言葉。
「同士やと思ってるからな!」
「ライバルやで」
「お互い切磋琢磨していこうな!」

親よりも年上の方からいただけるなんて
ありがたい気持ちです。

なんでもどんどんやったらいいねん。
先生にお会いするたびに
そうやって後押しをしていただきます。

先生、ありがとうございます。
楽しい時間と
柔らかな気持ちをいただきました。

負けないぞー!
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「TON」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事