セーラー服と機関銃

じゃなくて、体操服と光線銃でした。

先日runちゃん、jinちゃんとジジババミニオフをしたときに、アゾンで買った体操服が大失敗。「レトロ体操着女子ＳＥＴ」という品名で、ちょっと難しいかなとは思ったんだけど、ちょっとどころじゃなかった。ヨガのように体をくねらせてやっと着せたのにこの有様。



ポロシャツもブルマーも苦労して着せただけにぴったりフィットといえば言えるんだけど、原価の半分を占めてるのじゃないかと思われる紅白帽がどうしようもない。
いや、もともと２７ｃｍドール用なんでエメの頭がでか過ぎるんですけどね。

やっぱり体操着なら同じアゾンで「改訂版体操着」これが決定版。




上着はたくし込んでしまうのがポイントね。

そして、光線銃。
この手の小道具は徹底的にリアリズムを追求するか、想像力で楽しむか2種類に分かれると思うけど、光線銃は後者の代表だと思う。
リアリストにはきっと面白くもなんともない小道具なんだろうけど、私にとってはイマジネーションを刺激してくれる触媒のような働きをしてくれる。

先日ちらっと公開した、みゆさんからいただいたチューリップ型のビーズで作ったフラワー光線銃が思いのほか好評で、調子に乗って１００個入りのミックス袋を仕入れた。
その時、同じ通販ページで別バージョンのユリ型フラワービーズがあるのを発見して、これも１００個入りを購入。



右がチューリップ型、左がユリ型ね。
で、さっそく試作してみたのがこれ。



グリーンの持ち手とビーズで葉と茎に見立てるとそれらしくなる。

マグナムタイプ光線銃（改）

マグナムタイプ光線銃をなんとか安定して持たせられないかとずっと考えてたけど、どうせならブライスでもエメラルドでもきちんと保持したいから、そこが悩みどころ。
こういう時は考えているより実物を触る方がいいアイデアが出る。

手の形は両方親指が内側で人差し指との間が開いている構造という点では同じなのだが、なにしろ手の大きさが違う。外側にある指を固定して指の間の弾力を利用して摩擦で留めればいいのは分かったけど、やはり手の大きさ違いがネック…としばらく触ってたら、降りてきた！
アイデアの神様ありがとう

で、作った改良品がこれ。



小指の先がちょっと隠れてるでしょ。ここに窪みがあって、指の先端を差し込んでる。

一方、エメラルドでは…



指が開いてるから、中指がちょうど同じ位置で固定できる。

ちなみに内側（親指側）は…




かなりしっかり固定されているので、ブンブン振っても大丈夫。
やっと完成～

マグナムタイプ光線銃

ドルショの心残りはいろいろあって、一部はちょっと尾を引いてたりするのだけど、反省はしても後悔はしないことにしてるから、とりあえず忘れよう。
諦めきれないのはbaby beans & あけつんさんとこと、mamieさんとこと、オハリコクラブさんのブースに行き逃したこと。後でいろんなとこで写真を見て、なんで無理してでも行かなかったのかと大後悔。次回は身軽になって全部回るぞ。

ドルショ後は、ずっと不義理をしていたご注文品の製作にぼちぼち取り掛かる日々。札幌のイベントは予定外だったけど、今年いっぱいでイベントといえば、チチトトさんがもしかしたら何か企画されるかもしれないくらいだから、ちょっと腰を据えて受注残をこなしていこう。
その受注残だけど、数えるのが恐ろしくて数えてなかったのね(笑)でもドルショが終わったのを機に勇気を出して数えてみたら、なんと８０個余り！これ解消するのに何ヶ月かかるんだろう、と軽く落ち込んだけど八方美人の自分が招いたことだから頑張るしかない。
とりあえず、新規の受注は半年くらいは受けないつもりでできるだけ心を強く持って…って既に腰の引けた言い方なんだけど(笑)

そうは言いながら、新しいものを作りたい欲求はこりゃ本能みたいなものなので、こりつさんから「マグナムタイプの光線銃」ってお題をいただいたのをこれ幸いと、ちょっと頑張って形にしてみた。サングラス等をお待たせしている方々、申し訳ない。

こりつさんにお作りしたのはこの２本。





色を変えてこんなのも作ってみた。



試作段階ではこんな配色でも作ってみた。いろんな配色が楽しめて作ってて楽しい。

試作品も最終仕様に作り直して、ドルショで委託してくださったディーラーさんにお礼と言うか記念品のようなものとして差し上げる予定…あ、そうだ！もう一本作らなきゃ。
売り物にするかどうかは微妙。作るのは構わないんだけど、値段設定が悩ましい。
かといって、オクに出すのもちょっと恥ずかしい気がするんだよね～。

サイズは着用写真でも分かるように、長さにして約２倍、重さにして10倍以上だからかなり重い。最初の設計ではどんな姿勢でもしっかり持てるようにするつもりだったんだけど、それだとブライスとエメラルドで共用できなくなるから、両方になんとなくマッチするという中途半端な作りになってしまった。出来上がりの形を優先してデザインしたってことにしとこう(笑)
そのせいで、ブライスでもエメラルドでもなんとか保持できる時があるという程度の保持力になってしまったから、実質的には両面テープが必須かも。

従来の光線銃と同じく、銃把部分以外の部品はすべて市販品。
銃身の先からハート型の特大ビーズ、続いてディスク型のビーズは従来の光線銃の先端のビーズと同じメーカーの汎用品。どちらもアクリルなので、サングラスのレンズを染める染料で簡単に着色できる。透明の筒はボークスで売ってた工作用の透明プラパイプ。パイプの中のビーズは丸大サイズ。最後の丸いビーズは１００均で買った物に丸小ビーズをはめ込んで穴のサイズ調整。０．８ｍｍの白洋銀棒の先端を折り曲げてハートビーズに接着、後は順々にビーズを通して、銀色のビーズだけは銃把からＴピンで伸ばしてきたものの先端を丸く曲げて、切り込みをいれたパイプの先端で位置を固定して心棒に通す。
銃把は台尻の部分にピンバイスで穴を明けて、Ｔピンの切れ端を通す。
引き金はマチ針の頭を切ったものを接着。
後は銃身と銃把を接着して出来上がり。

このまま光線銃作家になるのか(笑)

星型はどうよ、と思って検索したらあるのね、やっぱり。
早速注文したのが今日届いて試作してみた。



透明なものは写真を撮るのが難しいね。
アクリル板を持ち出して、ちょっとかさ上げして
下から照明を当てて、とあれやこれや試行錯誤してるうちに
光線銃を作る時間の何倍も撮影に時間を費やしていた。
なにがなんだか。

なかなかいい感じだと思うけど、星型ビーズは全部天然石で
コスト高いから、試作品で終わりそうだな。

まだまだ光線銃

ドルショでの山積み出品を目論んで、光線銃にまだこだわってる。

竹ビーズ四分、先日金色を買ったのに続いて白と黒も追加購入。



この記事、なぜか一行目を書いたところで、気がつけば朝。