For the Love of Blythe プロジェクト

For the Love of Blytheというプロジェクトに参加しています。

これは世界で７チームがそれぞれ７人のメンバーでカスタムブライスを創るプロジェクトだそうです。７人のメンバーのうち一人は写真担当で、自分のチームの作品の写真を撮ります。最終的に出来上がった作品を販売するとともに７チームの写真をあわせて一冊の写真集にして出版するそうです。収益はすべてチャリティとして寄付するということなので趣旨に賛同して参加させていただきました。

私が所属するのはアジア地域のViolet Team（他の６チームの虹の各色の名前がついています）です。まず北京のAnniedollzさんが目と植毛をして送り出し、上海の Jiajiadollさんが服を着せて、大阪のHANONのサトミさんがカスタムメイクをほどこし、私のところにやってきました。このあとはいずれもタイのILoveShopさん、Kuloftさんの作品を加えてやはりタイ在住の写真担当のTurbowさんに送られる予定です。

現在のところアジアチームらしく「スクールガール」というコンセプトだけが決まったものの、後はそれぞれの担当任せというゆるい感じで進行しています。私のところで初期のコンセプトからかなりずれてしまった気もしますが、なかなか面白い作品になりそうです。

うちにはこんな状態で届きました。

私の担当は例によってメガネです。





レンズなしで鼈甲風と暗褐色と二種類作ってどちらかにしようと思ったのですが、選べないので両方つけることにしました。

これで終わってタイに送るはずだったのですが、タイのメンバーと連絡が取れず送り先が分かりません。ユルい、ユルすぎる・・・。そうこうしているうちに北京のＡｎｎｉｅさんから追加指令です。ディスプレイボックスを作れと。
いやまぁ作ってもよござんすけど、どんなのがお好み？と聞いたらあなたのアイデアで是非！と。これまたユルすぎる・・・。

そんなこんなで作ったのがこれです。


椅子だけですが、一応家具付きです。


背面には吊り下げ金具をつけ、天井には採光用の天窓をつけました。


天窓から忍者目線で覗いたところ。


床はカーペット張りですが、


カーペットをはがしてフローリング仕様にもできます。





壁面にあるＬ字型の溝は、箱のフタをロックするためです。

そしてこれがフタです。


バルコニーと扉がついた、やけに手間のかかるフタでした。


４箇所のL字型の溝にフタ側の棒を差し込んでスライドさせてロックします。


扉は一応開きます。


フタを裏から見たところ。


天窓からの光はライティングのやり方次第で面白い効果が出そうです。


バルコニーに立たせてみました。


扉を開けて立たせたところ。ドアストッパーがちょっと邪魔。

ここ１０日ほどでぼちぼち作ったのですが、未だタイとは連絡がつかず、この先どうなることやら。

＜追記＞
各メンバーがカードを書いて小冊子に仕上げる予定だったのですが、タイの三人からは待てど暮らせどカードが届かない、というか連絡さえないのでフォルダータイプで作ることにして完成。
これで作るものはすべて終わりだけど、未だに発送先が不明。