Tourbillonさんの一周年記念イベントに参加します

大阪心斎橋アメリカ村に一年前にオープンしたギャラリー＆アートショップ「Tourbillon(トゥールビヨン)」さんの一周年記念イベント「原色・日本の小さな手仕事図鑑-第二集」に参加します。

この一年の間、多くの作家さんが参加する独創的なイベントを絶え間なく企画して実行された人脈の広さと実行力はまさに、みゆさんのお人柄の賜物だろうと思います。
私も二度ソファワークショップを開かせていただきお世話になりました。今年もソファもですがちょっと別の企画も考えています。

さて、今回の販売物は以下の4点です。

まず、ブライス用のメガネです。黒地に白と赤地に白のドット模様の二点です。
ドット模様はドリルでひとつづつ穴を明け白の樹脂で象嵌してあります。

そして、ブライス用のサンダルです。同じく黒地に白と赤地に白のドット模様の二点です。
販売中のキットと異なり、つやのあるサテンを使用し、樹脂部分もラメ入りの特別色の完成品セットです。



お近くの方、どうぞよろしくお願いします。

イベントの詳細はTourbillonさんのブログや最新のエントリーをご覧ください。

セッサクしよ！

個人向け小型セッサクマシーンと改名したらしいｉＭｏｄｅｌａで久しぶりにセッサクじゃなくて切削を。

@Bubunbougoさんのチャレンジで篆刻用の石も削れそうだと分かって、昔々ちょっとはまった篆刻魂に火がついてしまいました。

篆刻用の石は鉄の彫刻具で簡単に削れるほど柔らかいのですが、やはりそこは石で普段使っているケミカルウッドよりよっぽど硬くて、今回使った一番柔らかいと言われる巴林石（ばーりんせき）でもモース硬度３くらいあります。

MP４の設定は横着をしてケミカルウッドのままにしましたが、1万回転を維持してトラブルなく終わりましたので大丈夫なようです。但し、カッターへのダメージはよく分かりません。
面出しは1mmストレートカッター、荒削りと仕上げは0.3mmボールカッターを使いました。

まず最初に作ったのは陰刻の印です。
陰刻は平らな面に文字部分を削っていく方法で、押印すると文字が白く出ます。
陰刻の代表例は、歴史の教科書に載っていた志賀島の金印「漢委奴國王」が有名ですね。

作った印がこれです。



接写で撮っていますが、実物のサイズは15mm角です。
文字の深さがガタガタで削れているのは、文字の幅が0.5mmくらいなので、カッターが入らないところがあたようです。もしかしたら「等高線」で切削したらうまくいったかも。
そして印影がこれ。



かなりイメージどおりで大満足です。少なくとも手彫りでこの陰影を出せる腕は私にありません。

次は陽刻。普通の認印のように文字を彫り残す方法です。
せっかく機械を使うので、細かい図柄で作ってみました。

作った印がこれです。




サイズはちょっと大きめの20mm角ですが、もう言うことない出来栄えです。勿論手彫りでは私は絶対無理。
印影はこれです。



切削時間は1個あたり5~7時間かかりましたが、出来上がりを待つ時間も楽しくて手彫りとはまた別の楽しみがありました。

ブライス用サンダルキット販売開始

ブライス用サンダルキットの販売をショップで開始しました。

色は画像の５種類です。

キットのほか、必要な資材、用具の原価斡旋販売もしています。

キットの樹脂部品を作るのに手間がかかるため、順次在庫を追加する予定です。


お蔭様で初回ロット完売しました。ありがとうございます。
4/10 ９点追加しました。

ブライス用サンダルワークショップ募集要項

ハート型のソールが可愛いブライス用のサンダルキットを完成させるワークショップです。



お好きな色を２セットを選んでいただき、ワークショップでは最低１セットを完成させます。
布部品はワークショップ限定色を含む全ての色から2種類お選びいただけます。
こちらのページからお選びください。
樹脂部品のソールとバックルはご希望通りの色で特注製作します。

ドット系完成見本


ストライプ系完成見本


レインボウ完成見本


花柄完成見本



特注キット２セットのほか、テキスト、接着剤をお持ち帰りいただきます。
その他必要な用具類はお貸ししますので、持込用具類はなにも必要ありません。

お申し込み時に以下の指定をお願いします。
布部品１：見本ページの記号
布部品２：見本ページの記号
ソール、バックルの色１：不透明色、透明色、ラメ入り等具体的に
ヒールの先の色１：不透明色、透明色、ラメ入り等具体的に
ソール、バックルの色２：不透明色、透明色、ラメ入り等具体的に
ヒールの先の色２：不透明色、透明色、ラメ入り等具体的に