ウエスティに猫な日々

日々の料理と外食、趣味の熱帯魚と読んだ本の感想と我が家の犬と猫の話。
ほか、日々のちよっとした独り言。

 「陰日向に咲く」  劇団ひとり

2014-09-09 20:10:14 | 
  「陰日向に咲く」  劇団ひとり 

       


数年前に話題になったひとりさんの処女小説。
〔道草〕 〔拝啓、僕のアイドル様〕 〔ピンボケな私〕 〔Over run〕 〔鳴き砂を歩く犬〕の5作品が収録。
丸く話が収まり終わりそうで、最後のオチでずっこけます。
どれもスラスラと読めて、ありそうな話で、芸人さんの裏話のようなのもあり面白かったです。

道草は大ボラ吹きのホームレスの唯一の真実にしんみり来てたのに、最後のオチでやっぱり大ボラ吹きだったんだとがっかりしました。
笑ってしまったけれど、やっぱりそれは人として決してやってはいけないことでしょう。

アイドルを追いかけているオタクの話にも、なるほどという過去があるのが最後にわかる。

会社員も、アイドルもオタクも、フリーターも、ギャンブルで借金まみれの男も、不幸な鳴子も
みんな必死で生きている。

この作品は映画になっているので、機会があれば観ようと思います。
ひとりさんは、確か最初はどこでもいつでも泣ける人で出てきたんでしたね。
最近は、映画も監督されたとか、活躍されていますね。

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