緑深い紫雲山を借景に6つの池と13の築山を
巧みに配した回遊式庭園である栗林公園へ到着。
(ことでん栗林公園駅から徒歩10分程)
国の特別名勝に指定されている文化財庭園の中で、
最大の広さを持つ栗林公園は、南庭と北庭に分かれ、
ざっと歩くだけでも1時間はかかるでしょう。
瀬戸大橋が開通した年に来て以来なので、
殆ど記憶には残っていないのですが、
その日食べた讃岐うどんのスープに衝撃。
安くて美味しいことに感動したことは
忘れ難いものでした。
讃岐民芸館には、香川県の各地の焼き物、
木工品、漆器など生活に密着した
民具が収集・展示されています。
右側が「商工奨励館」で、栗林公園の情報や
伝統的工芸品の展示・実演を行っています。
青空までも見えてきた栗林公園上空です。
雨上がりの庭園は、より一層緑も映えて美しく、
庭園を歩くのも気持ちの良いものです。
栗林公園はミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで
「わざわざ旅行する価値がある」を意味する
三ツ星として紹介されているそうですよ。
庭園の名前は<栗林(りつりん)>ですが、
庭園が造られた当初から松で構成されています。
約1400本の松があり、そのうち約1000本が、
職人が手を加えている手入れ松です。
1625年頃に当時の藩主生駒氏から松平氏、
約100年をかけて築造した庭園には、
人力で水をくみ上げた藩主の鑑賞用の滝まで
作られていただけるとのにも驚きました。
ガーデンカフェなどで眺望を楽しみながら
食事やカフェタイムとなれば、
半日過ごせる時間が欲しい栗林公園です。
入園料:大人410円 小人170円
香川県高松市栗林町1-20-16
2018.1.5