四谷の総鎮守である須賀神社を訪れようと
四ツ谷駅の方から新宿通りを歩き、
左に折れると迷路のような細い道を巡り、
神社の参道へと出ることができました。
何とも荘厳で華麗な構築物の社殿です。
6月には例大祭が行われ、四谷の街は
神輿担ぎの掛け声で賑わうのですが・・・。
この辺りは、四谷の寺や神社密集スポットでもあり、
塙保己一や服部半蔵といった著名な方々が眠っています。
アップダウンのある場所にあり、それを避けて来ましたが、
映画「君の名は。」のラストで瀧と三葉がすれ違う
石段が左手にあり、ファンの巡礼が多かった場所です。
1836年に完成の三十六歌仙絵が奉納されており、
区の有形文化財にも指定されています。
戦時中、御内陣金庫の中に納められていたために
災火を免がれることができ、社宝として残っています。
三十六歌仙絵は、それぞれの歌人の肖像画に
代表作一首を書き添えたもので、
鎌倉時代から江戸時代にかけて隆盛を見ました。
東京都新宿区須賀町5
2021.2.11